Mrs. GREEN APPLE新曲「コロンブス」騒動まとめ!MVの人種差別問題と影響

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人気バンド「Mrs. GREEN APPLE」が新曲「コロンブス」を発表した際、そのミュージックビデオ(MV)が人種差別的な内容を含むとして大きな物議を醸しました。

この記事では、この騒動の詳細や批判のポイント、関係者の対応、そして過去にもあった炎上騒動について詳しくまとめています。

Mrs. GREEN APPLEの新曲コロンブス騒動まとめ

2024年6月12日、Mrs. GREEN APPLEはコカ・コーラとのタイアップ曲「コロンブス」のMVを公開しました。しかし、その内容には西洋中心主義や植民地支配を肯定するようなシーンが含まれており、ネット上で大きな批判を浴びました。

作成したコロンブスのMVが問題シーンだらけ!

MVでは、西洋貴族風の衣装を身にまとったMrs. GREEN APPLEのメンバーが小島にたどり着き、島に住んでいた“原住民”のサルたちと交流する様子が描かれています。

特に問題となったのは、サルが人力車を引くシーンで、多くの視聴者がこれを人種差別的であると指摘しました。

さらに、メンバーがサルに対して音楽や乗馬、天文学を教えるシーンもあり、これが植民地支配や西洋中心主義を連想させるとして非難されました。

ネット上では「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」「誰かこれを止める人いなかったのか」「海外から正式に抗議される前に、早く取り下げた方がいいと思う」などといった批判の声が相次ぎました。

騒動を受けてMrs. GREEN APPLEの対応は?

騒動を受けて、バンドの所属事務所であるユニバーサル ミュージック合同会社のEMI Recordsは、公式サイトに謝罪文を掲載し、問題のMVの公開を停止しました。

同社は「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました」と説明し、「当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

さらに、ボーカルの大森元貴さんも公式サイトで声明を発表し、「年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしていた。差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでした」と釈明しました。

コカ・コーラは騒動を受けて放送を停止

コカ・コーラは、「コカ・コーラCoke STUDIO」のキャンペーンソングとして「コロンブス」を発表し、TVCMやメイキング映像も公開していました。

しかし、騒動を受けて、同社も全ての広告素材の放映を停止しました。コカ・コーラは、「いかなる差別も容認しない」とコメントし、今回の事態を遺憾に受け止めていると述べました。

問題が起きた背景と過去に起きたコロンブスで炎上事件

この騒動は、音楽業界における表現の自由と社会的責任のバランスについて再び議論を呼び起こしました。特に、歴史や文化的背景への理解が欠如した表現がどのように受け取られるかを考える契機となっています。

そもそもコロンブスが虐殺した人物として負のメイージがある

クリストファー・コロンブスは歴史的に先住民を虐殺し、植民地支配を行った人物として再評価されており、彼の名前自体が負のイメージを持つことが多くなっています。

このような背景を無視した表現が批判を招いたのは明白であり、今後アーティストや制作チームがどのようにこれらの問題に対処していくかが注目されます。

過去にもEXITが同じくコロンブスを扱った曲で炎上

このような騒動は過去にも存在しました。

例えば、お笑いコンビ・EXITが作詞に参加した2021年の楽曲「なぁ人類」でも、コロンブスをポジティブに描写した歌詞が問題となり、炎上しました。

さらに、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEも軍国主義を思わせる歌詞と振り付けで批判を浴びました。

これらの事例は、エンタメ業界が歴史的背景への理解不足からトラブルを招くことが多いことを示しています。

まとめ

バンドのメンバーや制作チームは、差別的な意図はなかったと釈明していますが、その意図がなかったという事実をもってこの問題を軽視するのは危険です。

なぜなら、差別というのは無意識に行われることほとんどだからです。

今後、アーティストや制作チームがどのようにこれらの問題に対処し、表現の自由と社会的責任のバランスをどのように保っていくのかが重要な課題となります。

エンターテインメント業界全体が、過去の歴史や文化的背景を正しく理解し、その上で作品を制作することが求められています。

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