コイルガン7月14日から所持禁止へ!回収された2丁の展示と銃刀法改正を解説

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2024年7月14日から、電磁石の力で弾丸を発射するコイルガンの所持が銃刀法の改正により禁止されます。

さらに、新設された「あおり・唆し罪」により、インターネットやSNSでの不法所持を公然とあおったり唆したりする行為が厳しく取り締まられます。

この記事では、改正銃刀法の具体的な内容と影響、そして回収された2丁のコイルガンの展示について詳しく解説します。

ついに施行!コイルガンが7月14日から所持禁止に

2024年7月14日から、電磁石の力で弾丸を発射するコイルガンの所持が銃刀法の改正により禁止されます。

これにより、現在所持しているコイルガンは特定の措置を取らない限り、違法となります。具体的には、施行日から6ヶ月以内に所持許可を申請するか、廃棄するか、適法に所持できる者に譲り渡す必要があります。

この期間を過ぎても所持を続けると、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。

コイルガンは、電磁石の力を利用して金属の弾丸を発射する装置で、これまでは銃刀法の対象外でした。

しかし、近年の社会情勢を受けて、コイルガンの危険性が問題視されるようになりました。特に、高威力のコイルガンが不正に使用される可能性が指摘されており、これが今回の法改正の背景にあります。

改正法の施行に伴い、警察はコイルガンの回収を無償で行っています。

所有者は最寄りの警察署にコイルガンを持ち込み、処分依頼書を提出することで、無償での回収が可能です。この処分期間を過ぎた後に所持し続けると厳しい罰則が科せられるため、早めの対応が求められます。

回収され参考例として展示された2丁のコイルガンとは?

改正銃刀法に基づき、警視庁はすでに2丁のコイルガンを回収し、参考例として展示しています。

これらのコイルガンは、YouTubeチャンネル「Y NAKAJIMA」の動画で紹介されたもので、実際に警察署に持ち込まれた様子が公開されています。

Y NAKAJIMAチャンネルは、機関車トーマスのおもちゃを改造する動画で人気を博しており、多くのファンを持つクリエイターです。

その中でも、「コイルガンを持って警察署に行ってきました」という動画は特に注目を集めました。この動画は2024年7月2日に公開され、わずか5日で10万再生を超える大人気動画となっています。

動画の内容は、Y NAKAJIMAさんが自作したコイルガンを警察署に持ち込んで処分依頼をするというものです。

動画内で彼は、改正銃刀法によりコイルガンが所持禁止になることを知り、早急に対応する必要性を感じたことを語っています。

動画では警察署での対応や手続きの詳細が紹介されており、視聴者に対してコイルガンの危険性や法改正の重要性を訴える内容となっています。この動画は、法改正の実施を前に大きな反響を呼びました。

回収された2丁のコイルガンは、どちらも自作のものであり、その製作過程や使用されている部品についても動画内で詳しく説明されています。

これらの動画は、視聴者に対して法改正の重要性を強く訴える役割を果たしています。警視庁は、「最寄りの警察署へ提出をお願いしたい」と呼びかけており、期間内に適切な処分を行うよう促しています。

新設されたあおり・唆し罪って何?

今回の銃刀法改正では、コイルガンの所持禁止に加えて「あおり・唆し罪」が新設されました。この罪は、インターネットやSNSで拳銃などの不法所持を公然とあおったり、唆したりする行為に対して罰則が科せられるものです。

「あおり・唆し罪」とは、具体的にどのような行為が対象となるのでしょうか。例えば、インターネット上で拳銃の自作方法を解説した動画を投稿し、不法所持を呼びかける行為や、不特定多数の人が見ることのできるSNSで「拳銃を販売します」といった投稿をする行為が該当します。このような行為が確認された場合、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。

重要なポイントは、実際に不法所持が行われていなくても、あおったり唆したりする行為自体が犯罪となることです。さらに、禁止行為が「犯罪であると知らなかった」としても罪に問われるため、十分な注意が必要です。

この法律の改正は、インターネットやSNSの普及に伴い、情報の拡散が容易になった現代社会において、違法行為の助長を防ぐためのものです。拳銃やコイルガンといった危険物の所持が容易に広まらないようにすることで、社会の安全を確保する目的があります。

今回の改正を機に、インターネット上での言動には一層の注意が必要です。情報発信を行う際には、その内容が法に抵触しないよう十分に確認し、社会全体の安全を守るための責任を持ちましょう。

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まとめ:改正銃刀法の影響と今後の対応

2024年7月14日から施行される改正銃刀法により、コイルガンの所持が禁止されます。

この法改正は、コイルガンの危険性が問題視されたことから実施されました。具体的には、コイルガンを所持している人は、施行日から6ヶ月以内に所持許可を申請するか、廃棄するか、適法に所持できる者に譲り渡す必要があります。

この期間を過ぎると、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。

さらに、新設された「あおり・唆し罪」により、インターネットやSNSで拳銃などの不法所持を公然とあおったり唆したりする行為が厳しく取り締まられることになります。この法律改正は、社会全体の安全を守るための重要な措置です。

今回の改正に伴い、警視庁はコイルガンの回収を無償で行っており、既に2丁のコイルガンが回収され参考例として展示されています。これらのコイルガンはYouTubeチャンネル「Y NAKAJIMA」の動画で紹介されたもので、コイルガンの危険性を周知する役割も果たしています。

今後、コイルガンを所持している方は早急に適切な措置を講じることが求められます。

警察への処分依頼や所持許可の申請を迅速に行い、法律に従った対応を心掛けましょう。また、インターネット上での情報発信には十分な注意を払い、違法行為の助長とならないよう意識することが重要です。

法改正により、私たちの生活環境は一層安全になることが期待されます。これを機に、自分自身の行動を見直し、安全で安心な社会づくりに貢献していきましょう。

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