与沢翼さんの『日本に帰りたい』ってニュース、見ましたか? 税金のこととか色々言われてるけど、正直『えっ、それはちょっと…』ってモヤッとした人も多いんじゃないでしょうか? 私もその一人です。なんだか心がザワザワするというか…。
キラキラして見える海外移住だけど、良いことばかりじゃないみたい。特に『微笑みの国』タイでの生活って、実際どうなんだろう…?
今回は、与沢さんのニュースをきっかけに、私たち主婦も気になる『海外移住のリアルな話』、特に失敗談やデメリット、そしてみんなが引っかかる『税金』について、ちょっと深く掘り下げてみたいと思います。
『自分には関係ない』って思うかもしれないけど、この記事を読めば、海外移住のホントのところや、日本で暮らす私たちが大切にしたいこと、見えてくるかもしれませんよ。
なぜ私たちはモヤモヤする?与沢翼氏「日本に帰りたい」と「税金逃れ」批判の声
今回の与沢さんのニュース、本当に衝撃的でしたよね…。覚醒剤に、離婚、そして多額の保険金の話。さらに「日本に帰りたい」「自首したい」という発言。多くの方が、この一連の流れに、なんとも言えない複雑な気持ちを抱いたのではないでしょうか。
ネットで噴出!「都合が良すぎる」「日本を舐めないで」…共感しかない批判の声まとめ
ネットのコメント欄やSNSを見てみると、やっぱり厳しい意見がすごく多いんですよね。
…などなど。「都合が良すぎる」「自己責任でしょ」という声が、本当にたくさん見られました。もちろん、中には「お金があっても幸せじゃないんだね…」と少し同情的な声や、「精神的にかなり追い詰められているのでは?」と心配する声もありましたが、全体としては批判的な意見が目立っている印象です。
これって、単に有名人のスキャンダルに対する野次馬的な興味だけじゃない気がしませんか? もっと根っこにある、私たちの感情に触れる何かがあるような…。
「ずるい!」と感じる根っこにあるのは? 真面目に頑張る私たちが抱える“正直な気持ち”
なぜ、こんなにも多くの人が与沢さんの行動に「モヤッ」としたり、強い批判を感じたりするのでしょうか?
少し心理学的な視点から考えてみると、そこには「公平性」への思いがあるのかもしれません。
私たちは、毎日一生懸命働いて、ルールを守って、きちんと税金を納めて生活していますよね。それが「当たり前」だし、「社会の一員としての責任」だと教えられてきました。
そんな中で、すごくたくさんお金を稼いで、税金の安い国に移住して、「日本は税金が高すぎる」なんて言っていた人が、いざ自分が大変な状況になったら「日本に帰りたい、助けてほしい」と言い出す…。
これって、なんだか「ずるい」と感じてしまうのは、ある意味、自然な感情なのかもしれません。
まるで、大変なことから逃げて、いいとこ取りだけしようとしているように見えてしまう。真面目にルールを守って頑張っている人ほど、「それはアンフェアじゃない?」って感じてしまうのではないでしょうか。
与沢さんが過去に発信してきた「お金がすべて」「楽して稼げる」みたいなメッセージへの反発もあるかもしれませんね。コツコツ努力することの大切さを知っている私たちからすると、その価値観自体に違和感を覚えていた人も少なくないはずです。
与沢さんだけじゃない?過去にもあった「海外→日本 Uターン」のケースと比較
実は、海外に移住したものの、様々な理由で日本に帰国する、あるいは帰国を考えるケースって、与沢さんに限った話ではないんですよね。
例えば、記憶に新しいところでは、ガーシー(東谷義和)さんのケース。彼もドバイに滞在していましたが、最終的には日本に帰国し、逮捕されました。
もちろん、個々の事情は全く異なります。でも、海外での生活がうまくいかなくなったり、法的な問題に直面したりして、最終的に日本の司法や社会システムに頼らざるを得なくなる、というパターンは、残念ながら存在します。
こうした事例を見ると、改めて「海外で暮らすことの難しさ」や、「日本の社会基盤のありがたみ」みたいなものを考えさせられますよね。
キラキラだけじゃない!海外移住のリアルな「影」 – 知っておきたいデメリットと失敗談
テレビやSNSを見ていると、海外移住ってなんだかキラキラして見えますよね。開放的なビーチ、素敵なカフェ、自由なライフスタイル…。でも、現実はそんな甘い話ばかりではないようです。実際に移住した人が直面する「影」の部分、つまりデメリットや失敗談について、少し具体的に見ていきましょう。
お金編:「税金安い」は本当?教育費、医療費…想定外の出費と落とし穴
「海外は税金が安いから」という理由で移住を考える人もいるかもしれません。確かに、シンガポールやドバイのように所得税や相続税がゼロ、あるいは日本よりずっと低い国もあります。タイも所得税の最高税率は日本より低いです(日本:最大約55%に対し、タイ:最大35%)。
でも、税金だけで判断するのはちょっと待って!
- 生活費: 物価が安いイメージのある国でも、都市部や外国人向けのエリアでは家賃や食費が意外と高かったり、為替レートの変動で出費がかさんだりすることも。
- 教育費: もしお子さんがいる場合、日本人学校やインターナショナルスクールの学費は、日本の公立学校とは比べ物にならないくらい高額になるケースが多いです。
- 医療費: 高水準な医療を受けようとすると、保険が適用されても自己負担が高額になったり、そもそも日本の健康保険が使えなかったりする場合も。急な病気やケガで、びっくりするような請求が来ることも…。
- その他: ビザの取得・更新費用、一時帰国のための旅費、現地での交際費など、日本にいたら発生しないコストもかかります。
それに、日本から海外へ移住する際には、「出国税(国外転出時課税制度)」というものも関係してくる場合があります。これは、1億円以上の株などを持っている人が海外に出る時に、まだ売却していなくても、その含み益に対して日本で税金がかかる制度。節税目的の安易な移住を防ぐためのルールですね。
「税金が安い」というメリットだけで判断せず、トータルでかかるコストをしっかりシミュレーションすることが大切なんです。
生活編:言葉の壁、ママ友文化の違い、頼れる人がいない孤独感…
お金の問題以上に、日々の生活でのストレスや困りごとも少なくありません。
- 言葉の壁: 日常会話レベルの英語や現地の言葉ができないと、役所の手続き、買い物、子どもの学校行事、ご近所付き合いなどで、本当に苦労します。「なんとかなる」と思っていても、いざという時に頼れる人がいないと、精神的にかなり追い詰められることも…。
- 文化の違い: 食文化、働き方、時間の感覚、人間関係の距離感など、日本とは違う文化に馴染めず、ストレスを感じる人も多いです。たとえば、ママ友付き合いも国によって全然違ったりしますよね。
- 孤独感: 家族や気心の知れた友人と離れて暮らす寂しさ。特に、移住先に知り合いが少ない場合、孤独感に悩まされるケースは少なくありません。SNSでは楽しそうに見えても、実は心の中では寂しさを抱えている、なんてことも…。
安全・健康編:治安の違い、病院のかかり方、日本の常識が通用しないトラブル事例
日本は世界的に見ても安全な国だと言われますが、海外ではそうはいきません。
- 治安: スリや置き引き、詐欺などの軽犯罪は、どこの国でも起こりえます。特に、夜道の一人歩きや治安の悪いエリアへの立ち入りは避けるべきです。国によっては、もっと深刻な犯罪に巻き込まれるリスクも考えなければなりません。
- 医療: 日本のように気軽に病院に行けないことも。予約が取りにくかったり、言葉が通じなかったり、医療レベルに不安があったり…。いざという時に適切な治療を受けられるか、事前にしっかり調べておく必要があります。
- トラブル: 交通ルール、契約に関する慣習、役所の手続きなど、日本の常識が通用しない場面がたくさんあります。「これくらい大丈夫だろう」という油断が、大きなトラブルに繋がることも。
「日本脱出」ブームに潜む罠 – 私たちが見落としがちな日本の良さって?
最近、「日本はもうダメだ」「海外に脱出した方がいい」なんて声も耳にする機会が増えた気がします。でも、今回の与沢さんの件や、海外移住のリアルな話を知ると、改めて日本の良さも見えてくる気がしませんか?
- 安全性: 夜でも比較的安心して歩ける治安の良さ。
- 医療: 国民皆保険制度があり、誰もが必要な時に医療を受けやすい環境。
- インフラ: 電車は時間通りに来るし、水道水は飲める。生活インフラの質の高さ。
- 言葉と文化: 当たり前だけど、言葉が通じる安心感。慣れ親しんだ文化の中で暮らせる心地よさ。
- 家族や友人: 困った時に頼れる人が近くにいることの心強さ。
もちろん、日本にも課題はたくさんあります。でも、外の世界を知ることで、普段当たり前だと思っていた日本の良さに気づかされることって、ありますよね。安易な「日本脱出」の前に、もう一度、足元の良さを見つめ直してみるのも大切かもしれません。
なぜ今回タイだった?与沢氏も直面?「タイ移住」で日本人が特に注意すべき問題点
今回のニュースの舞台となったタイ。リラックスできる南国のイメージがありますが、実際に移住するとなると、どんな点に注意が必要なのでしょうか? タイ特有の問題点についても、少し詳しく見てみましょう。
意外と厳しい?タイのビザ事情と外国人を取り巻く法律
まず、タイに長期滞在するには、目的に合ったビザが必要です。観光ビザ、仕事をするための就労ビザ、長期滞在者向けのビザ(タイランドエリートビザやLTRビザなど)など、色々種類がありますが、それぞれ条件があり、取得や更新の手続きも必要です。
また、外国人がタイで働くには、就労が許可されている業種かどうかの確認や、労働許可証(ワークパーミット)の取得が必須。簡単に好きな仕事ができるわけではないんですね。
そして、特に注意したいのが現地の法律です。
- 王室への敬意: タイでは王室が非常に尊敬されています。王室を侮辱するような言動は「不敬罪」として厳しく罰せられます。これは外国人であっても例外ではありません。
- 薬物: 覚醒剤などの違法薬物に対する罰則は、日本以上に厳しいと言われています。所持や使用はもちろん、密売などに関われば、非常に重い刑罰(場合によっては死刑も)が科される可能性があります。与沢さんが「死刑宣告される可能性もゼロとは言い切れない」と発言していた背景には、こうしたタイの厳しい法律があると考えられます。
「日本人だから安心」は危険?現地での人間関係トラブル・詐欺の実例
タイには多くの日本人が住んでおり、日本人コミュニティもあります。でも、「日本人同士だから安心」とは限りません。残念ながら、日本人をターゲットにした詐欺や、日本人間の金銭トラブルなども報告されています。
元記事のコメント欄にも、「現地の警察とグルになっている人物(おそらく日本人)に脅されているのでは?」といった憶測がありましたが、これは全くあり得ない話ではないのかもしれません。お金を持っていると分かると、良からぬ目的で近づいてくる人もいる可能性があります。
また、言葉や文化の違いから、現地の人との間で誤解が生じ、思わぬトラブルに発展することも。親切そうに見えても、安易に人を信用しすぎない慎重さも必要になってきます。
大使館は“駆け込み寺”じゃない?海外で本当に困った時の正しい対処法と限界
与沢さんが「日本大使館へ亡命することを検討」と発言したことも、大きな注目を集めました。「亡命」という言葉の使い方が適切かはさておき、「困ったら大使館に行けば何とかしてくれる」と思っている人もいるかもしれません。
でも、日本大使館ができることには限界があります。
大使館は、パスポートの発行や更新、現地での事件・事故に関する情報提供、弁護士リストの提供、家族への連絡などのサポートはしてくれます。
しかし、
- 捜査や裁判への介入はできない: 現地の法律で逮捕された場合、日本の大使館が捜査に口を出したり、裁判を有利に進めたりすることはできません。
- 費用の肩代わりはしない: 弁護士費用や保釈金、医療費、帰国費用などを立て替えてくれるわけではありません。基本的には自己責任・自己負担です。
- 個人的なトラブルの仲裁はしない: 金銭トラブルや人間関係のもめ事などを解決してくれるわけではありません。
過去には、トルコで危険な状況に置かれた日本人女性が大使館に保護を求めたものの、十分な対応が得られずに亡くなってしまったという痛ましい事件もありました。
もちろん、大使館は重要な相談先ですが、「万能の駆け込み寺」ではないことを理解しておく必要があります。海外で本当に困った時に備えて、現地の法律や制度、信頼できる相談先(弁護士など)を事前に調べておくことが、自分自身を守るためには不可欠なんです。
結局、私たち主婦はどう考える?与沢氏のニュースから見つめ直す「豊かさ」のカタチ
なんだか、与沢さんのニュースを見ていると、色々なことを考えさせられますよね…。お金をたくさん稼いで、海外で自由な生活を送る… 一見、誰もが羨むような人生に見えたかもしれません。でも、その先に待っていたのが、孤独や薬物、家族との別離だったとしたら…。
私たち主婦の日常は、もしかしたら地味に見えるかもしれません。毎日、家事や育児、仕事に追われて、自分の時間なんてほとんどない…なんて日もありますよね。でも、今回のニュースを見ると、そんな当たり前の日常の中にこそ、本当の幸せや豊かさがあるのかもしれない、なんて思ったりしませんか?
お金がたくさんあれば幸せ? 家族、健康、安定…失って気づく大切なもの
「お金があれば何でもできる」「お金が幸せを運んでくる」… そう考える人もいるかもしれません。確かにお金は大切だし、ないと困ることもたくさんあります。
でも、お金がたくさんあっても、心が満たされないこと、手に入らないものもあるんですよね。
- 家族の笑顔や温かい関係: 与沢さんも、奥様やお子さんと離ればなれになってしまったことを後悔しているように見えました。どんなにお金があっても、大切な人との絆は買えません。
- 心と体の健康: 薬物に手を出してしまった背景には、大きなプレッシャーや孤独があったのかもしれません。健康な心と体があってこそ、日々の生活を楽しめますよね。
- 穏やかで安定した日常: 大きな成功や刺激を求める人生も魅力的かもしれませんが、トラブルや不安に怯えることなく、安心して眠れる毎日。それ自体が、実はとても貴重なことなのかもしれません。
失って初めて、その大切さに気づくものって、たくさんありますよね。今回のニュースは、私たちにとって「本当に大切なものは何か?」を改めて考えるきっかけを与えてくれた気がします。
あなたにとっての「理想の暮らし」ってどんなカタチ?海外?それとも日本?
この問いかけ、SNSでも話題になったら面白いかもしれませんね。「#私の理想の暮らし」とかで。
海外で新しいことにチャレンジするのも素敵だし、日本で家族や友人と穏やかに暮らすのも素敵。どちらが良いとか悪いとか、正解は一つではありません。
大切なのは、周りの意見やキラキラした情報に流されるのではなく、「自分自身が本当に望むものは何か?」「自分にとっての豊かさとは何か?」を、自分の心に正直に問いかけることなのかもしれません。
与沢さんのように、大きな成功と転落を経験することはなくても、私たちの人生にも選択の場面はたくさんあります。その時に、後悔しない選択をするために、自分なりの「幸せの軸」を持っておくことが、すごく大事なんじゃないかな、と思います。
無理しない働き方、身の丈に合った暮らし…私たちが今日からできること
大きな成功を夢見るのもいいけれど、もしかしたら、もっと大切なのは「持続可能な幸せ」を見つけることかもしれません。
- 無理しすぎない: 仕事も家事も完璧じゃなくていい。時には手を抜いたり、周りに頼ったりすることも大切。
- 身の丈に合った暮らし: 人と比べて背伸びするのではなく、自分たちが心地よいと感じる範囲で、ささやかな楽しみを見つける。
- 当たり前の日常に感謝する: 健康でいられること、家族と食卓を囲めること、安心して眠れること… そんな日常の小さな幸せを、大切に味わう。
そんな風に、少し肩の力を抜いて、自分と家族のペースで歩んでいくことが、長い目で見ると、一番幸せな生き方なのかもしれませんね。
【まとめ】「海外移住のデメリット」から私たちが学ぶべきこと – 後悔しない選択をするために
今回は、与沢翼さんのニュースをきっかけに、海外移主のリアルな「影」の部分、特にデメリットやタイ移住の注意点、そして私たち自身の「豊かさ」について考えてみました。
与沢翼氏のニュースが教えてくれた、海外移住の「光と影」【要点まとめ】
- 与沢氏への批判の背景には、「公平性」を求める私たちの正直な気持ちがあるかも。
- 海外移住はキラキラだけじゃない!お金、生活、安全面でのデメリットやリスクもたくさん。
- タイ移住特有の注意点(ビザ、法律、人間関係、大使館の限界)も理解が必要。
- 「お金=幸せ」とは限らない。家族、健康、安定した日常の大切さ。
- 大切なのは、自分にとっての「豊かさ」を見つめ、地に足のついた選択をすること。
税金、治安、孤独… デメリットを知った上で、あなたはどう感じましたか?【問いかけ・コメント歓迎!】
この記事を読んで、皆さんはどんなことを感じましたか?
「やっぱり海外移住は大変そう…」「日本の良さを再確認した」「与沢さんの気持ちも少し分かる気がする」「自分にとっての幸せって何だろう?」
色々な感想があると思います。ぜひ、あなたの考えや感じたことを、下のコメント欄で教えていただけると嬉しいです。みんなで共有することで、また新しい気づきがあるかもしれません。
📌 水野 恵理|フリーライター 大学で心理学を専攻後、フリーライターに。エンタメやライフスタイルを中心に、人の心や関係性に寄り添う記事を執筆。読者の「知りたい」「分かりたい」気持ちを大切に、温かみのある言葉で伝えることを心がけています。