パリ五輪スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した14歳の吉沢恋(よしざわ ここ)選手。
驚異的な実力を持つ彼女の通う中学校や、学業とスポーツの両立について詳しく見ていきましょう。
世界の頂点に立った10代アスリートが、どのような学校生活を送っているのか、その素顔に迫ります。
吉沢恋選手の中学校と学校生活を調査!
吉沢選手が通う中学校の特徴や、学業とスケートボードの両立、そして学校からの支援など、彼女の日常生活について詳しく紹介します。
相模原市立小山中学校について
吉沢恋選手が通っているのは、神奈川県相模原市立小山中学校です。
現在中学3年生として在籍しています。
小山中学校は神奈川県相模原市中央区小山四丁目3番1号に位置し、生徒の個性を尊重し、様々な分野で活躍する人材を育成することで知られています。
学校からの応援
小山中学校では、吉沢選手のオリンピック出場を全校で応援しています。
正門に「がんばれ小山中生!(オリンピック出場おめでとう)」という横断幕を掲げるなど、学校全体で吉沢選手を後押ししています。
学業とスケートボードの両立
吉沢選手は、厳しい練習スケジュールを持ちながらも、学業との両立に励んでいます。
平日は3〜4時間、休日は6〜7時間の練習をこなしながら、通常の中学生活を送っています。
オリンピック直前の時期には、宿題を持参しながらも「やってません」と苦笑いするなど、普通の中学生らしい一面も見せています。
吉沢恋選手のプロフィールとスケートボード歴
- 名前:吉沢恋(よしざわ ここ)
- 生年月日:2009年9月22日
- 出身:神奈川県相模原市
- 身長:160cm
- 所属:ACT SB STORE
吉沢選手は7歳の時、4歳年上の兄の影響でスケートボードを始めました。練習場所として、近隣の小山スケートパークや小山公園ニュースポーツパークを利用していたそうです。
スケートボード歴は以下の通りです。
- 2021年:日本選手権で5位入賞
- 2022年:日本オープンで実績を残し、世界の舞台へ
- 2023年12月:ストリート世界選手権で5位入賞
- 2024年:オリンピック予選シリーズで好成績を連発し、パリ五輪出場権獲得
- 2024年7月:パリ五輪で金メダル獲得
吉沢選手は小学5年生の時には既に、オリンピック級の技「ビッグスピンボード」をマスターするなど、早くから才能を発揮していました。
パリ五輪での快挙と今後はどうなる?
2024年7月28日、パリ五輪スケートボード女子ストリート決勝で吉沢選手は見事な逆転劇を演じ、金メダルを獲得しました。ベストトリック4本目まで4位だったものの、4本目に最高得点となる96.49点をマークし、合計269.49点で優勝を果たしました。
金メダル獲得後、吉沢選手は「この重量感、ここまで頑張ってきてよかった」と笑顔で語りました。今後は中学卒業後の進路や、次の大会に向けての準備など、新たな挑戦が待っていることでしょう。
吉沢恋選手は、相模原市立小山中学校という恵まれた環境で学びながら、スケートボードの技術を磨いてきました。厳しい練習と学業の両立、そして学校からの全面的な支援を受けながら、世界の頂点に立つまでに成長した彼女の今後の活躍にも大きな期待が寄せられています。