みなさん、パリオリンピックでセーリング競技に注目しましたか？
日本代表の吉岡美帆選手が、見事銀メダルを獲得したんです！高校からセーリングを始めて、三度目のオリンピックで掴んだ栄光。その軌跡と、177cmの長身を武器にした彼女の魅力をご紹介します。
バレーボールからセーリングへ！吉岡美帆選手の意外な経歴
吉岡美帆選手のセーリング人生は、多くの人が驚く「遅咲き」のスタートを切りました。バレーボール選手だった彼女が、なぜセーリングに魅了されたのでしょうか？
高校で出会ったセーリングの魅力
吉岡選手がセーリングを始めたのは、なんと高校生になってから。それまではバレーボール部に所属していたんです。兵庫県立芦屋高校に入学した時、「変わったスポーツをやってみたい」という好奇心から、ヨット部の門を叩きました。
「海が好きだったし、珍しいスポーツに挑戦したかったんです」と吉岡選手。風の力だけで船を走らせる爽快感に魅了されたそうです。
長身を生かせるスポーツとの出会い
実は、吉岡選手の177cmという長身が、セーリングで大きな武器になったんです。高校時代の顧問、本田善一さんは「こんな大きな子、使い物にならんよ」という周囲の声を押し切って、吉岡選手の可能性を信じました。
「体重は増やせるけれど、身長は伸ばせない。それを生かしたら？」という本田さんの言葉が、吉岡選手の背中を押したんですね。
オリンピックへの道のり
3大会連続でオリンピックに出場した吉岡選手。その道のりは決して平坦ではありませんでした。彼女の成長と挑戦の軌跡を追ってみましょう。
リオ、東京、そしてパリへ
吉岡選手のオリンピック挑戦は、2016年のリオデジャネイロ大会から始まりました。初出場で5位入賞という好成績を収めます。
2021年の東京オリンピックでは7位。悔しい結果に終わりましたが、ここで重要な転機が訪れます。男女混合種目への変更に伴い、岡田奎樹選手とペアを組むことになったんです。
岡田選手とのペア結成
東京オリンピック後、LINEでやり取りをした二人。神奈川県の喫茶店で話し合い、パリオリンピックを目指すことを決意しました。
岡田選手は風を読む能力に長け、吉岡選手は長身を生かした高い身体能力が強み。この二人の出会いが、パリでの銀メダルにつながったんです。
パリオリンピックでの快挙！
ついに掴んだメダル！吉岡選手と岡田選手のペアが見せた、熱戦の舞台裏に迫ります。
20年ぶりのメダル獲得
2024年8月8日、マルセイユ・マリーナ。吉岡選手と岡田選手のペアは、見事銀メダルを獲得しました。日本勢がセーリングでメダルを獲得するのは、なんと2004年のアテネ大会以来、20年ぶりの快挙です！
苦難を乗り越えての成功
メダルレースまでの8レースで3位につけ、最終的にはメダルレースで3位に入って総合2位に。吉岡選手は「3度目の五輪で絶対に結果を出したいと思って全力を尽くしてきた」と語り、その努力が実を結びました。
吉岡美帆選手の魅力に迫る！
吉岡選手の魅力は競技力だけではありません。その人柄や意外な一面にも注目が集まっています。
意外な趣味で息抜き？驚きの素顔
実は吉岡選手、大の犬好き。実家には8匹もの犬がいるそうです。「犬が大好きなので、犬に会いに実家に帰ります。シーズーとか、チワワとか8匹いて、そのワンちゃんたちと遊ぶのがリラックスです」と語っています。
ストイックな姿勢と努力
高校時代、吉岡選手は平日に1時間かけて県立海洋体育館まで通い、午後5時から練習を行っていました。ヨット部顧問の本田さんは「根性がある」と感心し、「ヨットは海が教えてくれる。コーチが教えても、そのレベル止まり」と自主性に委ねたそうです。
このように、競技力だけでなく、努力家で親しみやすい魅力を持つ吉岡選手。彼女の今後の活躍にも注目が集まっています。
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