2025年12月15日、東京・赤坂の会員制高級サウナ「SAUNATIGER(サウナタイガー)」で発生した火災事故。
逃げ場のない個室サウナで利用客の夫婦が亡くなるという痛ましい結果を招いた背景には、「ドアノブが外れる」「非常ボタンの電源が切れていた」という、信じがたい管理体制の不備がありました。
現在、世間の注目は「一体どのような人物がこの施設を経営していたのか?」という点に集まっています。
本記事では、運営会社の社長である栗原修氏の経歴と、事故のわずか数週間前に国から下されていた「ある行政処分」について、公表されている事実に基づき情報を整理します。
サウナタイガー経営者:栗原修氏のプロフィール
報道および公式サイトの情報によると、サウナタイガーの運営責任者は以下の人物です。
- 氏名:栗原 修(くりはら おさむ)
- 役職:SAUNACo株式会社 代表取締役社長Co株式会社(代表取締役 栗原 修)
- 運営会社所在地:東京都港区赤坂6丁目
- 人物像:
- 自称「サウナ歴25年の愛好家」。
- 「自分だけの理想のサウナを作りたい」という想いで、2021年7月に同社を設立。
- サウナ事業のほか、飲食事業(唐揚げ専門店「からあげの虎」、ラーメン店「サ麺」など)も手掛けているとされる。
【重要事実】事故直前に「業務停止命令」を受けていた別会社
今回の事故で最も注目すべき点は、栗原氏が経営する別の会社が、サウナ火災(12月15日)の直前である11月27日に消費者庁から厳しい行政処分を受けていたという事実です。
消費者庁の公表資料によると、処分内容は以下の通りです。
対象事業者:KUROFUNE
事業内容:訪問購入(貴金属やブランド品などの買取)
処分内容:特定商取引法に基づく業務停止命令(9か月)
違反認定された行為:- 勧誘の要請をしていない者に対する飛び込み勧誘(不招請勧誘)
- 書面交付義務違反 など
出典:消費者庁『訪問購入業者【KUROFUNE&Co株式会社】に対する行政処分について』(2025年11月27日)
この処分では、法人としての業務停止だけでなく、栗原修氏個人に対しても「業務禁止命令(9か月)」が下されています。
つまり、栗原氏は「強引な買取ビジネスで国からレッドカードを突きつけられた直後」に、別の事業であるサウナ店で死亡事故を起こしたことになります。このことから、インターネット上では企業のコンプライアンス(法令遵守)意識や安全管理体制そのものを疑問視する声が上がっています。
タレント・ジローラモ氏との関係は?
サウナタイガーは開業当初、「パンツェッタ・ジローラモ氏監修」を大々的に謳っていました。今回の事故を受け、両者の関係についても様々な憶測が飛んでいますが、現状は以下の通りです。
- 開業時の役割:ジローラモ氏は「監修」「ゼネラルマネージャー」という肩書きで広告塔を務めていた。
- 事故後の対応:
- 運営会社は公式サイトで「ジローラモ氏は店舗の運営管理には一切関与していない」と発表。
- いわゆる「名義貸し」に近い形のブランディング契約だったと見られています。
法的責任の所在については、現場の安全管理を担う運営会社(栗原社長ら)にあるというのが一般的な見方ですが、広告塔としての道義的責任を問う声も少なくありません。
まとめ:問われる経営責任
現在の状況をまとめます。
- 経営者は栗原修社長。サウナや飲食事業を手掛ける実業家。
- 事故の約2週間前に、別会社(買取事業)で特定商取引法違反による業務停止命令を受けていた。
- 警察は現在、業務上過失致死容疑を視野に、安全管理体制(非常ボタンの不備やドアノブの欠陥放置)について厳しく捜査を進めている。
「理想のサウナ」を掲げて作られた施設が、なぜ安全装置の電源すら入れない危険な状態のまま営業されていたのか。別件での行政処分も含め、経営者としての資質と責任が法廷で厳しく問われることになるでしょう。
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