90年代を代表するチャイドル・野村佑香。突然の芸能界離れから復帰、そして現在に至るまで、彼女の人生には何があったのか。3歳でデビューしてから40歳の今まで、野村佑香の波乱の人生を振り返ります。
野村佑香のチャイドル時代から現在まで!何があったのか?
90年代、「チャイドル」として一世を風靡した野村佑香さん。3歳でモデルデビューし、10歳で女優デビューを果たした彼女は、ティーンエイジャーの憧れの的でした。しかし、その後突然芸能界から姿を消し、そして復帰。今回は、野村佑香さんの波乱の人生を振り返ります。
突然の芸能界離れ!野村佑香に何があったのか?
2002年、野村さんは突如として芸能活動をセーブします。当時18歳だった彼女に一体何があったのでしょうか。
実は、野村さんは成城大学への進学を機に、自ら芸能活動を控える決断をしたのです。彼女は「学ぶのが好き」という思いに気づき、学業に専念することを選んだのでした。
「大学に進学してみると授業がみっちりとある学部で、どちらかを選ぶ必要がありました。迷いはありましたが、それまでずっと走ってきたし、何より学ぶこと、学校が大好きでしたから、思い切って芸能活動をセーブ。ごく普通の大学生になりました。」と野村さんは語っています。
チャイドル時代の野村佑香とは?華やかな表舞台の裏側
野村さんのチャイドル時代は、華やかな印象がありますが、実際はどうだったのでしょうか。
「当時はとにかく忙しくて、あまり憶えていないこともあるのが正直なところ。『今を生きる』のに必死だったのだと思います。」と野村さんは振り返ります。
また、「かなりブラックだった芸能の現場」と表現しながらも、「普通の子でいられた」と語る野村さん。その理由は学校生活にありました。
「芸能界にいると周りの大人からチヤホヤされることが少なからずありますが、綺麗な服を着せてもらってメークをしてもらった作られた自分と、学校で普通にちょっかい出される自分がいたので、偏らずに済んだんですよね。」
大学進学と芸能活動のセーブ!転機となった決断とは
大学進学を機に芸能活動をセーブした野村さん。この決断は彼女にとって大きな転機となりました。
「2年くらい仕事はお休みしましたが、色んなことが新鮮でしたね。中でも一番印象的だったのは、家にいて、『昼間ってこんなところに陽が当たるんだ』っていうささやかなこと。そんなことすら、私は知らなかったんだなぁ、って。」
この経験は、後の野村さんの人生観にも大きな影響を与えることになります。
芸能界復帰後の野村佑香は?
2007年、野村さんは女優業に復帰します。ブランクを経て戻ってきた芸能界で、彼女は新たな決意を胸に秘めていました。
「芸能活動を再開する頃、一旦何がしたいのか自分に問いかけてみたんです。そうしたらやはり、“お芝居がしたい”という思いでした。」
さらに、「やってやろう!」というハングリー精神を持ったのは初めてだったと語る野村さん。休業期間を経て、芸能界に対する姿勢が大きく変わったことが伺えます。
現在の野村佑香は二児の母
現在40歳となった野村さんは、二児の母として新たな人生のステージを歩んでいます。
「今、私には2人の娘がいるんですが、娘たちが子供の頃から芸能界に入るのはあまり肯定的ではないんです。18歳を過ぎて自分で責任が取れるのなら芸能界でも何でも応援しますけれど、娘たちには、私が子供の頃に感じられなかったささやかなことをちゃんと感じていてほしいというか、くつろいで、のびのびとしてほしいなと思っています。」
自身の経験を踏まえ、子育てに対する独自の哲学を持つ野村さん。チャイドル時代の経験が、現在の彼女の人生観に大きな影響を与えていることがわかります。
まとめ
3歳でデビューし、チャイドルとして一世を風靡した野村佑香さん。突然の芸能界離れ、そして復帰と、波乱の人生を歩んできました。
しかし、それぞれの経験が今の野村さんを形作っているのです。チャイドル時代の忙しさ、大学時代の普通の生活、そして現在の母としての生活。これらの経験すべてが、40歳となった今の野村さんの魅力につながっているのでしょう。
今後も、女優として、そして一人の人間として、野村佑香さんの更なる成長と活躍が期待されます。