2026年1月30日、長野・小谷村のスキー場で衝撃的な事故が発生
2026年1月30日午前、長野県北安曇郡小谷村にある「つがいけマウンテンリゾート(栂池高原スキー場)」にて、リフトに乗っていた女性が宙づり状態となり、心肺停止で搬送されるという痛ましい事故が発生しました。
ウインタースポーツを楽しむ人々で賑わうハイシーズンに起きたこの事故。なぜ楽しいはずのスキー場で、これほど重大な事態になってしまったのでしょうか。現在報じられている事実関係と、考えられる「宙づり・心肺停止」の要因について、冷静に情報を整理します。
何が起きたのか:事故の時系列と概要
大手メディアや警察の発表に基づき、事故の経緯を時系列でまとめます。
- 発生日時:2026年1月30日 午前9時15分ごろ
- 場所:長野県小谷村「つがいけマウンテンリゾート」内の「つが第2ペアリフト」
- 当事者:外国籍(オーストラリア国籍と報じられている)の20代とみられる女性
- 状況:
- 女性は2人でリフトに乗車していた。
- リフトの降り場(終点)で降りることができず、そのまま折り返し地点を通過。
- 何らかの原因でリフトの搬器(椅子)あるいは設備に引っかかり、宙づり状態となった。
- 救助時の状態:
- スキー場関係者により救助されたが、搬送時には心肺停止の状態であった。
- その後、大町市内の病院へ緊急搬送された。
詳細・事実関係:なぜ「宙づり」で「心肺停止」になったのか
多くの人が疑問に思うのは、「リフトを降り損ねただけで、なぜ命に関わる状態になるのか?」という点です。現時点で警察が「業務上過失致傷」の疑いも視野に捜査中ですが、過去の類似事例や物理的な構造から、考えられるリスク要因を深掘りします。
1. なぜ「宙づり」になったのか?
通常、リフトを降り損ねた場合、リフト係員が緊急停止ボタンを押すか、自動停止装置が作動してリフトが止まります。しかし、今回のケースでは「宙づり」になったと報じられています。
一般的に、リフトでの宙づり事故には以下のパターンが多く見られます。
- リュックやウェアの紐の引っかかり:
近年増加しているケースです。背負ったままのリュックのストラップや、ウェアの裾の紐が、リフトの椅子や手すりの隙間に挟まることがあります。降りようとして体が前に出ても、荷物が椅子に残ってしまい、そのままリフトが折り返し運転(Uターン)を始めた瞬間に、体が空中に放り出されてぶら下がる形になります。 - スノーボードのハイバック等の干渉:
道具の一部がリフトの構造物に引っかかり、体が固定されてしまうケースです。
2. なぜ「心肺停止」に至ったのか?
単に足を持って逆さ吊りにされただけであれば、短時間で心肺停止に至ることは稀です。今回の「心肺停止」という重篤な状況からは、以下の危険性が推測されます。
- 窒息(ストラングレーション)の可能性:
最も恐ろしいケースは、リュックの「チェストストラップ」や「ウエストベルト」、あるいはウェアの首回りがリフトに引っかかり、体重がすべて「首」や「胸部」にかかってしまうことです。これにより気道が閉塞したり、胸部が圧迫されて呼吸ができなくなったりする可能性があります。 - 外傷性ショック:
宙づりになる過程で、リフトの鉄柱や構造物に激突した可能性も否定できません。 - クラッシュ症候群・懸垂外傷(サスペンション・トラウマ):
ハーネスなどで長時間宙づりになると血流障害が起きますが、今回は発見から通報までが比較的短時間であると推測されるため、やはり「圧迫による窒息」や「急激な外傷」のリスクが懸念されます。
※これらはあくまで過去の類似事故からの推測であり、詳細な死因や事故原因は警察の発表を待つ必要があります。
世間の反応・公式声明
このニュースに対し、インターネット上やSNSでは不安の声が広がっています。
「リフトを降り損ねることは初心者にはよくあることだが、ここまで大きな事故になるとは…」
「最近、リュックを背負ったままリフトに乗る外国人をよく見かける。前に抱えるよう指導を徹底すべきではないか」
「パトロールの対応や緊急停止のタイミングはどうだったのか、検証が必要だ」
特に、インバウンド需要で多くの外国人観光客が訪れる中、言葉の壁による「安全ルールの周知不足」を懸念する声が多く見られます。
まとめ・今後の展望
現在、警察が当時の詳しい状況や、スキー場の安全管理体制に問題がなかったかを慎重に調べています。
私たち利用者が今すぐできる対策として、以下の基本ルールを再確認する必要があります。
- リュックは前に抱える:紐やストラップがリフトに引っかかる事故は本当に多いです。乗車時は必ず前に抱えるか、膝の上に置きましょう。
- 紐や装飾品に注意:ウェアの紐や長い髪なども巻き込まれの原因になります。
- 降りられない時は大声で合図:無理に飛び降りようとせず、大声で係員に知らせてリフトを止めてもらうことが最優先です。
被害に遭われた女性の回復を祈ると同時に、原因究明が待たれます。

