みなさん、こんにちは!パリオリンピックで活躍が期待される女子バスケ日本代表の馬瓜エブリン選手。彼女の笑顔と元気な姿に元気をもらっている人も多いんじゃないでしょうか?
実はエブリン選手、ガーナ出身の両親を持つ”日本育ちのガーナルーツ”なんです。今回は、エブリン選手の両親がなぜ日本に来たのか、そしてどんな家族なのかについて、楽しくお話ししていきますよ!
パパの夢を追って日本へ!エンジニアへの情熱
エブリン選手のパパ、ニコラスさんは元々ガーナでエンジニアとして働いていたんです。でも、「日本の高い技術を学びたい!」という夢を持っていて、単身で日本にやってきました。すごい決断力ですよね。
その後、ママのフランシスカさんも日本に来て、二人で新しい生活をスタート。エブリン選手はこの二人の愛の結晶として、日本で生まれたんです。まるでラブストーリーみたいですよね!
言葉の壁に負けない!家族の絆
でも、日本での生活は簡単じゃなかったみたい。エブリン選手はこう語っています。
「仕事をするにもなにをするにも、まず日本語がわからないってところがスタート。二人とも日本語が全くわからない状況で来たんです。」
想像するだけでドキドキしちゃいますよね。でも、パパは大学に入って友達を作り、少しずつ日本の生活に慣れていったそうです。
エブリン選手自身も、小さい頃から両親のために難しい書類を読んだりして、言葉や漢字の習得が早かったんだとか。家族みんなで助け合って、困難を乗り越えてきたんですね。
ガーナルーツと日本の文化のミックス!
エブリン選手の家庭では、日本文化とガーナ文化が自然に混ざり合っていたそうです。例えば、食事。
「やっぱり親が作るのはガーナ料理なんですよ。今でも好きで作ってもらうのは『カクロ』っていうガーナのバナナケーキ。」
カクロって、バナナをマッシュして生姜などを練り込み、団子みたいにして油で揚げるガーナの定番おやつなんだそう。聞いただけでおいしそう!
でも、手で食べるガーナ料理に、小さい頃は少し恥ずかしさを感じることもあったそうです。文化の違いに戸惑うこともあったんですね。
日本代表への道!家族の大きな決断
エブリン選手が14歳の時、日本代表に選ばれるチャンスが訪れました。でも、ガーナ国籍では代表になれない…。そこで、家族みんなで日本国籍を取ることを決めたんです。
「家で両親が日本語の勉強しているんですよ。両親にとって一番辛いのが読み書き。面接だけならいいですけど、読み書きはだいぶ苦労していました。仕事して夜遅く帰ってきても漢字の勉強をしていましたね。」
両親の愛情と努力には、本当に感動しちゃいますね。
お仕事は?パパもママも頑張り屋さん!
パパのニコラスさんは、今も自動車関係のエンジニアとして働いているそうです。エブリン選手の出身地が愛知県ということで、もしかしたらトヨタ関連の仕事かも?という噂もあります。
ママのフランシスカさんの仕事は詳しくわかっていないんですが、エブリン選手が「お母さんも職場でいろいろ大変そう」と言っていたことから、きっと頑張って働いているんでしょうね。
そして、フランシスカさんはエブリン選手の一番の応援者!高校時代は試合会場で踊ったり、大声援を送ったりしていたそうです。明るさと元気さは、ママゆずりなんですね。
まとめ:多様性を受け入れる心の強さ
エブリン選手は、小さい頃は「人と違う自分」に悩んだこともあったそう。でも、バスケットボールとの出会いや、両親の愛情、そして自分自身の努力で、その違いを強みに変えていきました。
「自分で言うのもって感じなんですけど、本当に自分には自分の魅力があるので。人と違う特別なものを持っているのはすごく強みになる。」
エブリン選手のこの言葉、とても心に響きますよね。
これからのエブリン選手の活躍が、ますます楽しみになりました!パリオリンピックでの彼女の姿を、みんなで応援しましょう!そして、彼女の背景にある素敵な家族の物語も、忘れずに覚えておきたいですね。