【J1町田】黒田剛監督が「けん責処分」を受けた本当の理由とは?パワハラ疑惑の結末と今後・経歴まとめ

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
スポーツ

2025年12月23日、JリーグはJ1・FC町田ゼルビアの黒田剛監督(55)に対し、選手やスタッフへの不適切な発言があったとして「けん責(始末書の提出)」の処分を科したことを発表しました。

就任以来、チームをJ1上位に押し上げる快進撃を見せる一方で、その指導法や言動が度々議論を呼んでいた黒田監督。

今回の処分は一体「何が」原因だったのか。週刊誌で報じられた「パワハラ疑惑」との関連性や、監督の経歴、そして今後のチームへの影響について事実関係を整理して解説します。

何が起きたのか(時系列・事実まとめ)

今回の処分に至るまでの経緯は、2024年の春ごろから続く一連の騒動が発端となっています。

  • 2024年4月
    一部週刊誌にて、黒田監督による選手・スタッフへのパワーハラスメント疑惑が報じられる。当時、クラブ側は「事実無根」として強く否定し、法的措置も辞さない構えを見せていた。
  • 2025年2月
    JFA(日本サッカー協会)の暴力等根絶相談窓口に内部通報が入る。これを受け、Jリーグがクラブへ事実関係の調査を依頼。
  • 2025年6月〜9月
    クラブ内に設置された特別調査委員会や、Jリーグによる選手・スタッフへのヒアリング調査が実施される。
  • 2025年12月23日(処分決定)
    Jリーグは調査の結果、「暴言等の不適切な発言」の事実を認定。
    ただし、法律上の不法行為(損害賠償対象となるレベルのパワハラ)までは認められないとして、黒田監督およびクラブに対し「けん責(始末書提出)」の処分を下した。

詳細:なぜ処分されたのか?(認定された発言)

Jリーグの発表によると、以下の言動が「不適切」として認定されました。

1. 「造反者」という言葉での排除

2023年頃から、選手たちの前で、自分の方針に従わない選手がいれば「造反者」という強い言葉を用いて批判したり、排除する意図を示したりする発言が確認されました。

2. 特定コーチへの大声での叱責

練習中に、選手や他のスタッフが見ている前で、特定のコーチに対して大声で怒鳴りつける行為がありました。

3. 懇親会での暴言

スタッフとの懇親会の席においても、不適切な暴言があったとされています。

■ ポイント:パワハラ認定はされたのか?
Jリーグの裁定委員会は、「暴力などの物理的な行使はなく、法的責任を問うほどの悪質性まではない」として、ハラスメント(パワハラ)そのものの認定は回避しました。
しかし、「指導者の言動として許される範囲を超えている」と判断し、懲罰の対象としました。

黒田剛監督とはどういう人物か(経歴・性格)

サッカーファン以外には「強面(こわもて)の監督」として知られていますが、その実績は日本サッカー界でも特異なものです。

異色の経歴:「高校教師」からプロ監督へ

  • 青森山田高校時代(1995年〜2022年)
    25歳で青森山田高校サッカー部の監督に就任。当時は無名の弱小校だった同校を、28年間かけて「高校サッカー界の横綱」と呼ばれる最強チームに育て上げました(全国高校サッカー選手権優勝3回など)。
  • プロ監督へ転身(2023年〜)
    52歳にしてプロ経験なしでJ2町田ゼルビアの監督に就任。1年目でJ2優勝・J1昇格を果たし、翌2024年には昇格即優勝争いを演じるなど、その手腕は「黒田マジック」と称賛されました。

性格と指導スタイル

  • 徹底したリアリスト
    「勝つことが最大のファンサービス」という信念を持ち、内容よりも結果を最優先します。ロングスローや徹底的な守備など、勝利のための手段を選ばないスタイルは時に「アンチフットボール」と批判されることもあります。
  • 「嫌われ役」を厭わない
    組織の規律を何よりも重視し、少しでも緩みを見せた選手には容赦なく雷を落とします。その厳しさは「軍隊的」とも評されますが、それについてくる選手たちからは強い信頼を得ています。

これからどうなる?(進退への影響)

今回の処分を受け、監督の進退はどうなるのでしょうか。

1. 監督は「続投」の公算大

処分は「けん責(始末書)」であり、出場停止や資格停止といった重いものではありません。クラブ側も既に続投の方針を示しており、来シーズンも指揮を執る可能性が高いです。

2. クラブの管理体制へのペナルティ

今回、監督だけでなくクラブ(法人)もけん責処分を受けています。
Jリーグは「強化部や経営陣が監督を諌める機能が働いていなかった(見て見ぬふりをしていた)」と厳しく指摘しており、今後は監督へのチェック体制の強化が義務付けられます。

まとめ

黒田剛監督の処分騒動は、「パワハラ認定までは至らなかったが、暴言は事実として認定された」という形で決着しました。

高校サッカー界の名将からプロの舞台へ殴り込みをかけ、圧倒的な結果を出してきた彼ですが、コンプライアンスが重視される現代プロスポーツ界において、その「昭和的」とも言える熱血指導のアップデートが求められています。

来シーズン、ピッチ外の騒動を封印し、純粋にサッカーの結果だけでファンを納得させることができるか。その手腕が改めて試されることになります。

Machida Zelvia press conference regarding punishment
This video is a press conference by FC Machida Zelvia explaining the details of the disciplinary action and their future response.

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました