レスリング金メダリスト鏡優翔の学歴は?東洋大学で世界一への道を築く

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パリオリンピックのレスリング女子76キロ級で金メダルを獲得した鏡優翔(かがみ ゆうか)選手。

その輝かしい成功の裏には、小学生時代から大学までの濃密な学生生活がありました。

鏡選手の学生時代を振り返りながら、彼女がどのようにして世界チャンピオンへの道を歩んだのかを見ていきましょう。

鏡優翔の東洋大学生活とは?挫折と栄光の4年間

2020年4月、鏡優翔は東洋大学社会学部メディアコミュニケーション学科の門をくぐりました。大学生活の幕開けは、まさに激動の時代の始まりでもありました。

東洋大学1年目(2020年度):コロナ禍での大学生活スタート

2020年4月、鏡優翔選手は東洋大学社会学部メディアコミュニケーション学科に入学しました。しかし、この年は新型コロナウイルスの影響で、大学生活は想像とは異なるスタートを切ることになりました。

多くの大学と同様、東洋大学もこの年はオンライン授業が中心だったと考えられます。鏡選手も、自宅でのオンライン学習とトレーニングの両立に苦心したことでしょう。

しかし、このような困難な状況下でも、鏡選手は着実に力をつけていきました。1年目の終わりには全日本選手権で優勝を果たし、大学生ながら日本一の座を手に入れました。

東洋大学2年目(2021年度):徐々に戻る日常と挑戦

2年目に入っても、春学期は引き続きオンライン授業が中心だったと推測されます。しかし、秋学期からは徐々に対面授業が再開された可能性があります。

この年、鏡選手は全日本選抜選手権で2位となり、世界選手権の出場権を逃しました。初めての大きな挫折を味わった年となりましたが、この経験が後の成長につながったと考えられます。

東洋大学3年目(2022年度):怪我との戦いと復活

3年目になると、より多くの授業が対面で行われるようになったと思われます。専門科目が増え、学業との両立がより難しくなる中、鏡選手は大きな試練に直面します。

この年の全日本選手権では怪我により途中棄権を余儀なくされました。しかし、鏡選手は諦めることなく復帰に向けて努力を重ね、年末の世界選手権では見事3位入賞を果たします。怪我を乗り越えての入賞は、彼女の強靭な精神力を示すものでした。

東洋大学4年目(2023年度):世界一への飛躍

大学生活最後の年、鏡選手は集大成として卒業論文に取り組みながら、競技にも全力を注いだことでしょう。

そして迎えた2023年の世界選手権。鏡選手は見事優勝を果たし、世界一の称号と共に、パリオリンピックの切符も手に入れました。

この優勝は、4年間の学びと努力、そして周りの方々の支えがあってこそ達成できたものだと推測されます。大学生活で培った知識や経験が、世界チャンピオンへの道を切り開いたのかもしれません。

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高校時代:帝京高校でインターハイ3連覇の快挙

東洋大学に進学する前、鏡選手は帝京高校で輝かしい成績を残しています。

帝京高校1年生(2017年度)

  • インターハイ優勝
  • 世界カデット選手権優勝

高校1年生にして、鏡選手は早くも全国レベルと世界レベルの大会で優勝を果たしました。

帝京高校2年生(2018年度)

  • インターハイ優勝(2連覇)
  • 世界カデット選手権優勝(2連覇)
  • ユース・オリンピック3位
  • 全日本選手権72kg級優勝

2年生になると、鏡選手の活躍の場はさらに広がりました。インターハイと世界カデット選手権では2連覇を達成。さらに、全日本選手権で優勝し、高校生ながら日本一の座を手に入れました。

帝京高校3年生(2019年度)

  • インターハイ優勝(3連覇)
  • アジア選手権優勝
  • U23世界選手権2位
  • 明治杯全日本選抜選手権2位

高校最後の年、鏡選手はインターハイ3連覇という偉業を成し遂げました。さらに、アジア選手権でも優勝を果たし、U23世界選手権では2位に入賞しました。

帝京高校3年間の成果

鏡優翔選手の高校3年間は、以下のような輝かしい成績で彩られています。

  1. インターハイ3連覇
  2. 世界カデット選手権2連覇
  3. 全日本選手権優勝
  4. アジア選手権優勝
  5. U23世界選手権2位
  6. ユース・オリンピック3位

これらの成績は、鏡選手が高校時代から既に国内トップレベル、さらには世界レベルの実力を持っていたことを示しています。

中学時代:才能開花とJOCエリートアカデミー

鏡優翔選手の中学時代は、レスリング選手としての才能が開花した時期でもありました。彼女の中学時代は2つの学校に分かれています。

1~2年生:宇都宮市立雀宮中学校

鏡選手は最初の2年間、宇都宮市立雀宮中学校に通学しました。

確認できる成績:

  • 中学1年時:全国中学生選手権57kg級2位

3年生:北区立稲付中学校とJOCエリートアカデミー

3年生で上京し、北区立稲付中学校に転入しました。同時に、JOCエリートアカデミーに入校しています。

確認できる成績:

  • 2016年:全国中学選抜選手権優勝

JOCエリートアカデミーについて

JOCエリートアカデミーは、日本オリンピック委員会(JOC)が設置した組織で、将来のオリンピック選手育成を目的としています。

鏡選手は、このプログラムの一環として、ナショナルトレーニングセンターで寮生活を送りながら、専門的なトレーニングを受けました。

中学時代の成果

鏡優翔選手の中学時代は、以下のような成績が確認できます。

  1. 全国中学生選手権57kg級2位(1年生時)
  2. 全国中学選抜選手権優勝(3年生時)

これらの成績は、鏡選手が中学時代から既に全国レベルの実力を持っていたことを示しています。

小学生時代:レスリングとの出会い

鏡優翔選手のレスリング人生は、小学1年生の時に始まりました。3歳年上の兄の影響を受けて競技を始めたことが知られています。

レスリングクラブとラグビースクール

鏡選手は小学生時代、栃木県を拠点とするレスリングクラブ「栃木サンダーキッズ」に所属していました。レスリングだけでなく、宇都宮ラグビースクールにも通っており、幼少期から多様なスポーツ経験を積んでいたことがわかります。

小学生時代から輝かしい成績を残してる

小学生時代の鏡選手は、以下のような成績を残しています。

  1. 小学3年生から6年生にかけて、全国大会で4連覇を達成。
  2. 小学3年生時に国際大会「アルコ・ロックジュニア」7~9歳の部に出場し、以下の成績を収めました。
    • スピード競技:優勝
    • ボルダリング競技:優勝
    • トップローブ(リード)競技:優勝

これらの成績は、鏡選手が小学生時代から既に卓越した才能を持っていたことを示しています。

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まとめ:学びと競技の融合が生んだ金メダリスト

鏡優翔選手の学生生活を振り返ると、競技と学業の両立が彼女を大きく成長させたことがわかります。小学生時代の純粋な情熱、中学時代の環境の変化、高校時代の輝かしい成績、そして大学での挫折と栄光。

これらの経験全てが、パリオリンピックの金メダルにつながったのです。

彼女の成功は、スポーツと教育の調和の重要性を私たちに教えてくれています。鏡優翔選手の今後の活躍に、さらなる注目が集まることでしょう。

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