2025年12月25日、福島県教育委員会は、勤務時間中に校長室で飲酒を繰り返していたとして、福島市立平田小学校の女性校長(57)を停職12カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
教育現場のトップにあるまじき不祥事に、保護者や地域住民からは怒りと呆れの声が上がっています。しかし、その裏で浮き彫りになったのは「周囲が何度も注意したのに止められなかった」という病的な実態でした。なぜこれほど事態が悪化するまで放置されたのか、アルコール依存症の可能性も含めて事実関係をまとめます。
何が起きたのか:平田小学校「校長飲酒」事件の時系列
今回の処分に至るまでの経緯は、単発的な出来事ではなく、長期にわたる問題行動の末の結末でした。
- ~2025年10月以前:
以前から「校長から酒の臭いがする」という情報が複数寄せられていた。
市教委や同僚職員から、勤務態度の改善や飲酒の自粛について計9回もの指導が行われていたが、改善されなかった。 - 2025年10月:
勤務時間中に校長室で、缶入りのチューハイを飲んでいたことが発覚。
その他、職員会議やPTA総会での居眠り、児童への大声での叱責なども確認されていた。 - 2025年12月25日:
福島県教育委員会が、山田美由紀校長(57)を停職12カ月の懲戒処分としたことを発表。
同日、県内の高校に勤務する男性講師(わいせつ行為)の懲戒免職も発表され、県教委は謝罪に追われた。
詳細・事実関係:なぜ校長室で飲酒できたのか
報道や発表資料から判明している「異常な勤務実態」の詳細です。
隠れて飲んでいた手口
校長室は密室になりやすく、外部からの目が届きにくい場所です。今回のケースでは、堂々と缶チューハイを空けていた形跡や、職員が部屋に入った際に強烈なアルコール臭で気づくという状況でした。
「9回の指導」でも止まらなかった理由
通常、教育委員会から1度でも指導が入れば、通常の判断能力があれば行動を改めます。しかし、今回は9回も指導されながら飲酒を継続していました。本人は聞き取りに対し「軽い気持ちだった」と話していると報じられていますが、客観的に見れば常軌を逸しています。
「アルコール依存症」の声について検証
ネット上や専門家の間では、単なる「規律違反」の枠を超え、治療が必要な「アルコール依存症」だったのではないかという指摘が相次いでいます。
依存症が疑われる3つの特徴
今回のケースは、アルコール依存症の典型的な症状と多くの共通点が見られます。
- 1. 制御障害(コントロール喪失):
「勤務中だから飲んではいけない」と頭では分かっていても、飲酒欲求を抑えられない状態。9回の指導を無視した事実がこれを裏付けています。 - 2. 隠れ飲み:
周囲にバレないように(あるいはバレても)一人で隠れて飲む行動。 - 3. 社会的信用の失墜:
校長という地位を失うリスクよりも、目の前のアルコールを優先してしまう判断力の低下。
「だらしない」という批判は免れませんが、もし病気であったならば、懲戒処分と同時に医療的な介入がもっと早い段階で必要だった可能性も否定できません。
世間の反応・公式声明
「信頼を回復できるよう全力を尽くす」
(福島県教育委員会 コメント)
SNSや保護者の間では厳しい意見が飛び交っています。
- 「子供に示しがつかない。即刻免職(クビ)にするべきだ」
- 「9回も注意してダメだったなら、もっと早く現場から外すべきだったのでは?」
- 「ここまでくると病気。周りの先生たちも怖かっただろう」
まとめ
福島市立平田小学校で起きた前代未聞の不祥事。
- 女性校長(57)が勤務中に校長室でチューハイを飲酒し、停職12カ月の処分を受けた。
- 過去に9回指導されても止められず、会議中の居眠りや児童への叱責などの問題行動も重なっていた。
- 「ダメだと分かっていても止まらない」という点から、アルコール依存症の疑いも強く、組織としての管理体制(早期発見・治療への誘導)の甘さも課題として残った。
校長は事実上の退職となる見込みですが、失われた学校への信頼を取り戻すには長い時間がかかりそうです。

