パリオリンピックで銀メダルに輝いた開心那(ひらき ここな)選手。
15歳にして世界ランキング1位を誇る彼女の驚異的な実力の秘密とは? 「グラインド・マスター」と呼ばれる独自のスタイル、家族の献身的なサポート、そして独特のトレーニング方法まで、開心那選手の素顔に迫ります。
幼少期のエピソードから将来の夢まで、スケートボード界の若きスターの魅力を余すところなくお届け。憧れの選手や、170cmまで伸びた身長が競技に与えた影響など、ファンも驚く最新情報も満載。
開心那選手のスケートボード人生を深く知り、次なる挑戦をより一層楽しむための必読記事です!
パリオリンピック スケボー女子パーク決勝の熱戦
みなさん、息をのむような熱戦だったんです!開心那選手の演技、本当に素晴らしかったですよ。
1本目、開心那選手は得意の「ノーズグラインド」を見事に決めました。最後には「ウォールスライド」で茶目っ気も見せて、なんと91.98点!会場からは大歓声が上がりましたね。
2本目は少し緊張が見られましたが、それでも79.79点。そして3位で迎えた最後のランでは、グラインドを軸に攻めの姿勢で92.63点をマーク。会場が湧きましたよ!
でも、アリサ・トルー選手の93.18点には惜しくも及ばず。それでも、開心那選手の銀メダルは本当に価値のあるものです。
草木ひなの選手も8位に入賞。最後まで諦めず攻め続ける姿に、胸が熱くなりましたね。
開心那選手ってどんな人?スケボー界の注目選手を解説
世界ランキング1位の開心那選手について、その実力と魅力に迫ります。驚きの経歴と独自のスタイルを持つ彼女の素顔をご紹介します。
世界が認めるグラインド・マスター開心那選手
さて、開心那選手のことをもっと知りたくなりませんか?
なんと、開心那選手は世界ランキング1位なんです!WSRポイントは494,800点。2位のアリサ・トルー選手を13,165点差で上回っているんですよ。すごいですよね!
そして、「グラインド・マスター」という異名を持っているんです。これは、板と車輪をつなぐ金具部分でコースの縁を削るように滑る「グラインド」系の技を極めたからなんですよ。
「格好いいし、(金具と地面が接する際の)音がすごく好き」と開心那選手は言っています。5歳でスケボーを始めてから、周りの大人の滑りを手本にしながら、独自のスタイルを築き上げてきたんです。
驚くべきことに、東京オリンピックから身長が20cm以上も伸びて、約170cmになったんですよ!成長期真っ只中の開心那選手、これからどんな進化を見せてくれるのか楽しみですね。
開心那の家族構成は?トレーニング方法も解説
開心那選手の家族も、彼女のスケートボード人生に大きな影響を与えています。父親の開洋介さん(46歳)は北海道電力に勤務しており、火力部の石炭リサイクル推進室で働いているそうです。母親の開美奈子さん(46歳)は専業主婦として開心那選手をサポートしています。
実は、スケートボードを始めたきっかけは母親の美奈子さんなんです。「家族で一緒にできるスポーツをさせたかった」という思いから、5歳の開心那選手にスケートボードを勧めたそうです。美奈子さんは、開心那選手の送り迎えや練習のサポートに多くの時間を使っています。
開心那選手には4歳下の弟、開万那杜(ひらき まなと)くんがいます。万那杜くんも姉の影響でスケートボードを始め、才能があると言われているそうです。将来、姉弟でオリンピックに出場する可能性も秘めています。
面白いエピソードとして、開心那という名前は母親が南国好きで「ココナッツ」からもじって名付けたんですが、開心那選手自身はココナッツが嫌いなんだとか(笑)
トレーニング方法も独特で、特定のコーチはいないんです。代わりに、SNSや動画を見て技を研究し、地元のスケートパークで先輩スケーターに教えてもらったりしています。新しい技に挑戦する時は、自分が慎重にやっていくタイプだそうで、少しずつ積み重ねていくそうです。
開心那選手は、「その技ができるようになるまで他には何もやらないぐらい、ずーっと練習します」と語っています。両親からは頑固な性格と言われることもあるそうですが、できなくてもあきらめないで、何度も繰り返しコツコツ練習することを心がけているそうです。
また、海外での大会も多いため、特に英語の勉強に力を入れています。毎日英語を勉強するようにしているそうです。
このような家族の支えと独自のトレーニング方法が、開心那選手の成功の秘訣となっているのでしょう。
開心那の憧れの選手と将来の夢とは
開心那選手が憧れる選手として、ジェイク・ヤンコ選手やロニー・サンドバル選手の名前を挙げています。両選手はスケートボード界で高い評価を受けているプロスケーターです。トリックの選び方やパークの使い方がかっこいいそうです。
でも、小さな頃から一番憧れているのはリジー・アルマント選手だそうです。リジー選手は、フィンランド代表として東京オリンピックにも出場した実力派スケーターです。開心那選手は「どこから見てもリジーだし、極端な話、技をやらなくてただ滑ってるだけでもリジー。そこが素敵だしかっこいい!」と語っています。
将来の夢としては、20歳までにアメリカに自分の家を持ちたいそうです。また、デッキブランドやシューズブランドからシグネチャーモデルを出すことや、自分のビデオパートを出すために国内外でもっと撮影をしたいと語っています。
このように、開心那選手は若さと才能、そして努力を武器に、自分らしいスタイルを追求しながら世界のトップを走り続けています。
開心那選手のスケートボードスタイルの特徴
開心那選手の最大の武器は、やっぱり「グラインド」技なんです。
特に「ノーズグラインド」という技が得意で、世界中から「ノーズグラインドマスター」と呼ばれているんですよ。これは、スケボーの前輪側(ノーズ)を使って、コースの縁を滑る技なんです。
他の選手が空中技(エア)を重視する中、開心那選手は「グラインドの長さ、スタイル、技を出す場所にこだわりたい」と言っています。
「人と同じものをやるより、誰もやっていない技で『540』(が得意な選手)に勝ちたい」という開心那選手。この独自性が、彼女の大きな魅力なんですね。
パリオリンピックでの銀メダルの意義
今回の銀メダル、本当に素晴らしい快挙なんです!
日本のスケートボード界にとっても、大きな意味がありますよ。なんと、女子パークの世界ランキングトップ5のうち、3人が日本人なんです!開心那選手、四十住さくら選手、草木ひなの選手。日本の強さを世界に示しましたね。
そして、開心那選手の活躍は、若い世代にも大きな影響を与えています。まだ16歳で、こんなに素晴らしい成績を残せるんですから、夢を持つ子どもたちにとって、大きな励みになりますよね。
スケボー女子パーク競技のルールと注目ポイント
さて、スケボー女子パーク競技のルールって知っていますか?
45秒間を1回として自由に3回滑って、その中で最も高い点数で順位が決まるんです。100点満点で、5人の審判が採点。最高点と最低点を除いた3人の平均点が最終スコアになります。
パリオリンピックでは、なんと上位3人の母親が全員日本人だったんです!開心那選手はもちろん、金メダルのアリサ・トルー選手、銅メダルのスカイ・ブラウン選手も日本にルーツがあるんですよ。これって、すごいことだと思いませんか?
まとめ
いかがでしたか?開心那選手の銀メダル獲得、本当に素晴らしい快挙でしたね。
独自のスタイルを貫き、「グラインド・マスター」として世界で認められる開心那選手。まだ16歳の彼女が、これからどんな進化を遂げていくのか、本当に楽しみです。
スケートボードの魅力、そして日本の強さを世界に示した今大会。次は金メダルも夢じゃありません。開心那選手、そして日本のスケートボード界の今後の活躍に、みなさんも注目してくださいね!
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