CoolProps破産で返金は?商品は届く?購入者が今すぐ確認すべきことと今後の対応

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「え、予約したフィギュアの会社が破産?じゃあ、払ったお金や楽しみにしていた商品は一体どうなっちゃうの?」…そんなニュースが飛び込んできて、すごく不安になりますよね。こんにちは、ITやお金にまつわる仕組みを分かりやすく解説するのが得意なライターの村上です。今回はCoolPropsの件で、購入者が今すぐ確認すべきこと、そして今後の見通しについて、手順を追ってやさしく解説していきます。


CoolProps破産、あなたの商品は?お金は?まず状況を確認しよう


まず、パニックにならずにご自身の状況を冷静に整理することが大切です。というのも、今後の対応は、あなたが「どこで商品を購入したか」によって少し変わってくるからなんですよね。まずは落ち着いて、ご自身のケースをチェックしてみましょう。


【重要】どこから購入しましたか?


今回のケース、購入ルートは大きく2つに分かれています。一つは、メーカーである「CoolPropsの公式サイトから直接購入」したケース。もう一つは、円谷プロダクションの公式ストアである「ツブラヤストア経由で購入」したケースです。


このどちらに当てはまるかで、問い合わせ先や今後の手続きの進め方が変わってきます。まずはご自身の購入履歴メールなどを確認して、どちらのルートだったかをはっきりさせておきましょう。


「破産手続開始通知書」は届いていますか?


次に確認したいのが、一通の封筒です。CoolPropsから直接商品を購入した方には、東京地方裁判所から「破産手続開始通知書」という書類が郵送されているはずです。これが届いているかどうかは、ご自身の状況を知るための重要な手がかりになります。


もし「直接購入したはずなのに届いていない」という場合は、CoolProps側であなたの情報が正しく把握されていない可能性もあります。その場合は、後述する破産管財人への連絡が必要になるかもしれません。


【結論】残念ながら、商品の到着は絶望的


皆さんが一番気になるところだと思いますので、先に結論からお伝えさせてください。大変残念なのですが、予約した商品が手元に届く可能性は限りなく低い、というのが法律に基づいた現実的な見通しです。希望を煽ることはできませんので、なぜそう言えるのか、その仕組みを解説します。


破産管財人が「製品の引き渡しはできない」と回答


今回の破産手続きを担当している「破産管財人」という専門の弁護士がいます。報道によると、この弁護士さんは取材に対して「購入者に製品を引き渡すことはできません」と明確に回答しているんです。これは、個人的な感情ではなく、法律のルールに則った判断なんですよね。


なぜ「倉庫にあるはずの商品」が届かないのか?


「え、でも商品はもう出来ているって話じゃ…?」と思いますよね。ここが法律の難しいところです。


どういうことかというと、会社の破産というのは、法律というルールブックに従って進められる手続きなんです。このルールでは、会社に残っている財産(商品在庫など)は、まずお金に換えて、すべての債権者(お金を貸していた銀行や購入者など)に公平に分配するのが大原則。特定の購入者にだけ商品を渡すのは「えこひいき」になってしまうため、法律で禁じられているんですね。


返金の可能性は?私たちが今できること


商品が届かないとなると、次に気になるのはもちろん「返金」についてです。ここからは、返金の可能性と、そのために私たちが今できる具体的なアクションについて、購入ルート別に解説していきます。できることは、まだ残されています。


ツブラヤストア経由で購入した場合の対応


ウルトラマンの胸像などを「ツブラヤストア」経由で購入した方は、比較的希望が持てるかもしれません。ニュース記事によると、運営元である円谷プロダクションはキャンセル及び返金について対応を検討しているとされています。まずは焦らず、ツブラヤストアからの公式なアナウンスを待ちましょう。公式サイトや登録したメールアドレスをこまめにチェックすることが大切です。


CoolPropsへ直接支払いをした場合の「債権届出」


一方で、ゴジラの胸像などをCoolPropsから直接購入した場合は、ご自身で行動を起こす必要があります。それは、裁判所に対して「債権届出」という手続きを行うことです。


「債権届出」とは、簡単に言うと「私はこの会社にこれだけのお金を払っていますよ」と裁判所に自己申告する手続きのことです。この申告をしないと、もし配当(返金)があったとしても、その対象にすらなれないので非常に重要です。手続きの詳細は、郵送された通知書に記載されているはずなので、必ず確認してください。


返金されるとしても、全額ではない可能性


ここで一つ、とても心苦しいのですが、知っておいていただきたい現実があります。それは、たとえ返金(法律用語で「配当」といいます)があったとしても、その金額についてです。


破産手続きでの配当は、会社の残った財産を全債権者で分け合うため、支払った金額の全額が戻ってくるケースは極めて稀です。会社の負債総額によっては、数パーセントでも戻ってくれば良い方、最悪の場合はゼロということも残念ながら十分にあり得ます。


まとめ:悔しい思いを無駄にしないために


今回はCoolProps破産に伴う返金や商品の行方について、購入者が取るべきアクションを整理してみました。非常に悔しく、やるせない気持ちだと思いますが、まずは感情的にならず、ご自身の状況に合わせて冷静に行動することが大切です。


今回の件で、SNS上では多くの購入者が情報を共有し、励まし合っています。クレジットカード会社へのチャージバック申請の方法を模索したり、法的な手続きについて情報交換したりと、コミュニティの力は非常に大きいものです。公式情報とあわせて、こうした同じ状況にある人たちの動きも参考にすると、次に何をすべきかのヒントが見つかるかもしれません。


今回解説した法律の仕組みや手続きの流れは、残念ながら他のケースでも起こりうることです。こうした知識を持っておくことが、将来ご自身の身を守るための判断材料の一つになれば幸いです。

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