パリ五輪スケートボード女子ストリートで銀メダルを獲得した15歳の赤間凛音選手。
その華々しい活躍の陰には、彼女を支える家族、特に元サーファーの父親の存在がありました。赤間選手と父親との関係、そしてスケートボードへの道のりを探ってみましょう。
赤間凛音選手の父親について
赤間凛音（あかま りず）選手の父親・竜児さん（48歳）は元サーファーで、娘のスケートボードキャリアに深く関わっています。一般人のため、竜児さんの顔写真は公開されておらず、詳細な個人情報も明らかになっていません。
サーフィンからスケートボードへ
竜児さんはサーフィン好きで、その陸上トレーニングとしてサーフスケートを行っていました。
これが、幼い凛音選手がスケートボードと出会うきっかけとなりました。
父親の影響は、凛音選手の運動神経やバランス感覚にも良い影響を与えたと考えられます。
スケートボードとの出会い
凛音選手が2歳の頃、父親が近所の下り坂でサーフスケートをしているのを見て興味を持ちました。
7歳（小学2年生）の時に、竜児さんが「陸でできるスケボーをやってみる？」と声をかけ、ボードを買ってあげたことが競技を始めるきっかけとなりました。
家族のサポートは？
赤間選手の成功は、家族全体の強力なサポートなしには達成できませんでした。両親は凛音選手の夢を全力で応援し、経済的にも精神的にも支えてきました。
母親の支え
赤間選手の母親についての詳細は明らかになっていませんが、娘の活動を全面的にサポートしています。
平日の練習の送迎や日常生活のケアなど、母親の役割は大きいと考えられます。
練習環境の整備
平日は宮城県大崎市の練習場（往復2時間）、週末は新潟県の村上市スケートパーク（往復6時間）と、両親は長距離の送迎を担当。
この献身的なサポートが、凛音選手の飛躍的な成長を支えました。特に週末の新潟への遠征は、家族全体で取り組む大きな挑戦でした。
赤間凛音選手のプロフィール
- 名前：赤間凛音（あかま りず）
- 生年月日：2009年1月8日
- 出身：宮城県仙台市
- 身長：164cm
- 所属高校：東北高等学校（仙台市青葉区）
- 靴のサイズ：24cm
- 好きなスイーツ：主婦の店 さいちのおはぎ（きなこ）
- 憧れている五輪スター：羽生結弦
赤間選手は、地元仙台の学校に通いながら、スケートボードの練習に励んでいます。中学時代は住吉台中学校に通っていたことが知られています。
スケートボード歴と主な成績
赤間選手のスケートボードキャリアは、幼少期からの努力と才能の結晶です。
- 7歳：競技開始
- 2019年5月：日本選手権ストリート2位（10歳）
- 2021年12月：日本選手権優勝（12歳）
- 2023年6月：パリ五輪選考ローマ大会優勝
- 2024年3月：パリ五輪選考ドバイ大会優勝
- 2024年7月：パリ五輪銀メダル獲得（合計265.95点）
努力と挫折を乗り越えて
赤間選手は2022年9月に膝の靭帯を損傷、2023年8月には鎖骨と骨盤を骨折する大けがを経験。
しかし、家族のサポートと本人の強い意志で見事に復活を遂げました。この経験から、けがの予防を兼ねて食生活を見直し、以前は苦手だった野菜も積極的に摂取するようになりました。
赤間選手独自の技で世界に挑戦
女子選手では世界でも赤間選手しか成功していない「バーレーグラインド」という大技を武器に、パリ五輪では見事な演技を披露し銀メダルを獲得しました。
この技は、体とボードを180度回転させてレールに跳び上がり、後方の車輪で滑り着地するという高難度の技です。
まとめ
赤間凛音選手の成功の裏には、元サーファーの父親をはじめとする家族の強力なサポートがありました。
父親の影響でスケートボードを始めた赤間選手は、わずか15歳でオリンピックのメダリストとなり、日本スケートボード界に新たな歴史を刻みました。
家族の絆と本人の努力が見事に実を結んだ赤間選手の今後の活躍に、さらなる期待が高まっています。
同じくパリ五輪でスケートボード金メダルを獲得した、吉沢恋選手については以下の記事をお読みください。
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