みなさん、パリ五輪が近づいてきましたね!
そんな中、選手村で使われる「段ボールベッド」が再び注目を集めています。
東京五輪でも話題になったこのベッド、今回はどうなのでしょうか?選手たちの反応や驚きの耐久性テストの結果をご紹介します!
パリ五輪の段ボールベッドの評判とは?
パリ五輪の段ボールベッドは、東京大会の経験を活かしてさらに進化しているんです。まず、耐荷重が50キロアップして250キロまで対応できるようになりました。これは選手たちにとって朗報ですよね。
それに、環境への配慮もバッチリ。
フレームは100%リサイクル可能な段ボール製で、マットレスはなんと使用済み漁網を再利用しているそうです。すごい技術ですよね!
メーカーは日本企業エアウィーヴが製造!
このスゴイ段ボールベッド、実は日本の寝具メーカー「エアウィーヴ」が作っているんです。東京大会に続いて、パリでも日本の技術が世界のアスリートを支えることになりました。
エアウィーヴ社の高岡本州会長兼社長は「東京大会での実績を含め、パリ大会でも持続可能性が評価された」と語っています。日本の技術力、世界で認められていますね!
選手たちの反応は?段ボールベッドの評判は賛否両論
さて、肝心の選手たちの反応はどうでしょうか?
「すごく頑丈」段ボールベッドへの肯定的な反応が多い
イギリスのダイビング選手、トーマス・デーリーさんは自身のSNSで段ボールベッドについて「すごく頑丈」と太鼓判を押しています。
デーリーさんは実際にベッドの上で飛び跳ねる動画を投稿し、その強度をアピール。「オリンピックの選手村のベッドについていつも話題になっているので、その様子をご紹介します」と、詳しく解説しています。
オーストラリアの女子テニス代表チームも、SNSで段ボールベッドの耐久性テスト動画を公開。
選手たちがベッドの上でステップアップ運動をしたり、ゴムバンドを使ったトレーニングをしたりする姿を見せ、「驚くほど丈夫」とコメントしています。
ただマットレスは「岩のように固い」と不評
一方で、マットレスに関しては批判的な声が聞こえてきます。
オーストラリアの競泳選手ティリー・カーンズさんは、TikTokで「マットレスは一番柔らかい面を使っても岩のように固い」と率直な感想を述べています。
アメリカの陸上選手ニック・メイヒューさんは、東京大会の経験を踏まえて「パリではまた段ボール製のベッドが設置される。
だから、アマゾンでマットレスを注文して、東京の時よりも快適に過ごせるように、現地に送ってもらおうと思う」と、マットレスに対する独自の対策を講じる考えを明かしました。
自前でマットレスを購入する選手も
スウェーデンのハンドボール女子チームの対応も話題を呼んでいます。
彼女たちは、選手村に入村した翌日、パリ市内のイケアでマットレスを購入。
主将のジャミナ・ロバーツ選手は「段ボールベッド自体は問題ない。それは全く問題ありません。硬いのはマットレスです」と説明し、「私たちは最初からよく眠りたいと思っていました」と、チームの決断理由を語りました。
これらの反応から、段ボールベッドの強度については概ね好評価であることがわかります。
一方、マットレスの硬さについては意見が分かれており、選手それぞれの体格や競技特性、個人の好みによって評価が異なるようです。
パリ五輪組織委員会は、これらの声を受けて「品質も幅広い体形の選手が使用するため、厳しくテストされている」とコメントしていますが、今後も選手たちの反応に注目が集まりそうです。
耐久性は大丈夫?選手たちによる驚きのテスト結果
選手たちは思い思いの方法で耐久性テストを行っているようです。ベッドの上で飛び跳ねたり、複数人で乗ったりと、かなりハードなテストも。
でも、ほとんどの選手が「予想以上に頑丈」と感心している様子です。
エアウィーヴ社のCEOも「3〜4人が飛び跳ねても大丈夫」と自信を見せています。メダル獲得後の喜びの瞬間も、このベッドなら安心かもしれませんね!
パリ五輪ではAIが選手に最適なマットレスを提案する取り組み
今回のパリ五輪では、AIを使って選手一人一人に最適なマットレスを提案するという画期的な取り組みも。選手の身長や体重、競技種目などを考慮して、ぴったりのマットレスを選んでくれるんです。
これなら、マットレスの硬さに不満を持つ選手も減るかもしれませんね。テクノロジーの力で、選手たちの睡眠の質を高める試みが注目されています。
使用後の段ボールベッドはどうなる?
パリ五輪後、これらのベッドはどうなるのでしょうか?なんと、フランス軍やパリ・オペラ座バレエ学校、慈善団体などに寄贈される予定だそうです。
一度きりの使用で終わらせない、この取り組みはとても素晴らしいですね。
今後のオリンピックでも、こうした環境に配慮した取り組みがますます増えていくかもしれません。
段ボールベッドは市販されている?購入はどこでできる?
「私も使ってみたい!」という方、実は一般向けの段ボールベッドも販売されているんです。
Amazonでは、災害時用の段ボールベッドが1万円前後で販売されています。
ただし、オリンピック仕様のものとは異なるので、購入の際はしっかり商品説明を確認してくださいね。
まとめ:パリ五輪で話題の段ボールベッド、その評価は?
パリ五輪の段ボールベッド、賛否両論ありますが、環境への配慮や技術の進歩は多くの人から評価されているようです。選手たちの本番での感想が楽しみですね。
みなさんも、パリ五輪を観戦しながら、選手たちが使っているベッドのことを思い出してみてはいかがでしょうか?
日本の技術が世界のトップアスリートを支えている、そんな誇らしい瞬間を一緒に感じましょう!