「Kickでゲーム配信してみたいけど、どんなゲームが人気なの？」
そんな疑問を持つ人に向けて、この記事ではKick内で視聴者数が多いゲームジャンルや配信スタイル、設定のコツまで徹底解説します。これからKickで伸びたい配信者さんに役立つ、実践的な情報が満載です！
Kickでゲーム配信ってぶっちゃけどう？魅力をチェック！
Kickはまだ新しい配信プラットフォームながら、ゲーム配信の盛り上がりが目立ちます。TwitchやYouTubeと比べて、配信者側の自由度が高く、独自の人気ジャンルも育っているのが特徴です。
ゲームジャンルが盛り上がる理由
なぜKickではゲーム配信が注目されているのでしょうか？
その理由のひとつが「視聴者との距離感の近さ」。KickではIRL（In Real Life）系や雑談要素の強いゲームが好まれる傾向があり、ただゲームをプレイするだけでなく、配信者の人柄やリアクションも楽しむ文化が根付いています。
たとえば、GTA RP（ロールプレイ）は、キャラクターになりきって物語を演じることで、ゲーム×トークのハイブリッドコンテンツとして高評価。視聴者もコメントを通じてストーリーに参加している感覚を味わえるため、リピーターがつきやすいのです。
他の配信サイトとココが違う！
TwitchやYouTubeとの違いも、Kickの魅力を語る上で外せません。
Kickは収益分配率が高く、配信者にとって「稼ぎやすい」環境が整っています。また、規制が比較的ゆるいため、自由度の高い配信スタイルが可能。これは「ゲーム
さらに、まだ競争が激しすぎない今だからこそ、新規参入者が“見つけてもらえる”チャンスも多いのがポイント。Twitchでは埋もれてしまう中堅レベルの配信者でも、Kickではトップ層に食い込む可能性があるのです。
人気ジャンルはこれ！Kickでよく見られてるゲームTOP3
Kickで注目されているゲームジャンルにはどんな特徴があるのか？ここでは、視聴者数・配信数ともに上位の人気ゲームをジャンルごとに紹介します。
FPS・バトロワ系（Apex、CoDなど）
まずは王道のFPS・バトロワ系。Kickでもこのジャンルは鉄板です。
特に人気なのが『Call of Duty（CoD）』シリーズや『Apex Legends』。操作スキルや戦略性を魅せられることに加え、短時間でも盛り上がる展開が多いため、視聴者が飽きにくいのが特徴です。
KickではFaZeクラン所属のFaZe Swaggや、若年層に人気のNadiaといった配信者がこのジャンルをリード。大会や参加型企画なども行われ、配信としての完成度も高めやすいです。
「スピード感」「臨場感」「リアルなリアクション」が求められるジャンルなので、テンポの良いトークや演出との相性も抜群です。
RPG・オープンワールド系（GTA5など）
次に注目なのが、世界観やストーリーを重視するRPG・オープンワールド系です。
とくに『GTA V』をベースにしたGTA RP（ロールプレイ）は、Kickの配信文化そのものといっても過言ではありません。配信者が役になりきり、まるでドラマのように進行するこのジャンルは、視聴者の没入感を誘います。
また、長時間配信との相性もよく、物語が進むごとにリピーターが増える傾向も。日本語圏ではまだ参入者が少ないため、先駆者になれる可能性も十分あります。
ほかにも『Skyrim』や『ゼルダ』シリーズなど、映像の美しさや雰囲気が魅力のゲームもじわじわ人気を集めています。
カジュアル・パーティー系（Among Usなど）
最後に紹介するのは、視聴者参加型やマルチプレイで盛り上がるカジュアル系。
『Among Us』や『Fall Guys』などのライトなゲームは、コメントとの掛け合いや、視聴者とのプレイで盛り上がりやすく、雑談配信と組み合わせるスタイルも人気です。
このジャンルは「ゲームのうまさ」よりも「雰囲気」や「トーク力」が重要。初心者でも配信を始めやすく、ファンとの距離が近い配信スタイルに適しています。
Kickでは、こうしたカジュアル系を取り入れた雑談混じりの配信が、今後さらに伸びていく可能性があります。
ジャンル別！おすすめ配信スタイル設定
配信するゲームジャンルによって、最適なスタイルや設定は大きく異なります。このセクションでは、FPS・RPG・雑談系に分けて、Kickでの配信をより魅力的に見せるためのポイントを紹介します。
FPSは「低遅延高画質」で攻めろ！
FPSゲームでは、一瞬の判断やスピードが命。視聴者もその「緊張感」や「臨場感」を楽しみにしています。
そのため、以下のような設定が推奨されます。
- 解像度：1920×1080（高画質）
- フレームレート：60fps以上
- ビットレート：6000〜8000kbps（Kick上限）
- 遅延設定：できるだけ低くして、コメントへの即時反応を可能に
また、エイム時の視点の揺れや効果音も大事な要素。視覚・聴覚のどちらでも「迫力」を伝えられるよう、音質や効果音のバランスにも配慮しましょう。
RPGは演出＆雰囲気重視で魅せる
RPG系は「魅せる」ジャンル。操作のテクニックよりも、世界観に合った演出やゆったりした進行が求められます。
おすすめ設定の例
- 画質重視：可能であればWQHDや4K設定も検討
- BGMやSE：ゲーム音をしっかり聞かせることで没入感UP
- カメラ構図：顔出しありの場合は控えめなサイズで世界観を邪魔しない
トークも解説的というより、感情に寄り添う語り口でストーリーを一緒に追うスタイルが好まれます。「このシーン泣ける…」「ここで選択肢ミスったらどうなるんだろう？」といったリアクションが、共感を生みます。
雑談・カジュアルはゆるっと楽しく
Just Chattingやカジュアル系ゲームの配信では、「空気感」が最大の武器になります。
意識すべきポイントは以下のとおり
- BGMはチル系（ローファイなど）でリラックス空間を演出
- カメラ映り・ライトで表情が明るく見える工夫
- コメント欄のオーバーレイ表示や読み上げ機能を活用
このジャンルでは、ゲーム自体よりも「配信者自身の魅力」が問われます。無理に盛り上げようとせず、自然体で会話を楽しむスタイルが視聴者に刺さりやすいのが特徴です。
特に初心者はこのジャンルから始めると、気軽に配信の楽しさを体感しやすいでしょう。
視聴者を増やすならここを工夫！
ただ配信するだけでは、なかなか視聴者は増えません。ここでは、タイトル・タイミング・SNS活用など「ちょっとした工夫」で視聴者数を伸ばすためのコツを紹介します。
タイトルとタイミングが命！
まず重要なのが配信タイトル。Kickでは一覧表示や通知で“最初の20文字”が勝負です。
たとえば：
これらのタイトルには以下の工夫があります。
配信タイミングも重要で、日本国内をターゲットにするなら夜20時〜24時がピークタイム。一方で海外層を狙うなら、午前中〜昼の時間帯が効果的です。
自分らしい配信スタイルを見つけよう
人気配信者を真似するのもアリですが、「自分にしか出せない空気感」を大切にするのも大事。
たとえば
こういった「一緒にいる感じ」が出せると、リピーターが増えやすくなります。
視聴者のコメントにも丁寧に反応し、「会話がしやすい雰囲気」を作ることが、結果的にファンを増やす近道になります。
SNSやコラボで広げるチャンス
Kickの視聴者数を伸ばすには、配信外の時間も重要。とくにX（旧Twitter）やTikTokとの連動が効果的です。
やるべきこと
また、他の配信者とのコラボも視聴者獲得の大きなチャンス。雑談配信や対戦プレイなど、気軽にできる企画を考えてみるとよいでしょう。
SNSは“本体”、Kickは“目的地”という意識で動くと、認知も広がりやすくなります。
人気配信者たちは何をやってる？
実際にKickで活躍している有名配信者たちは、どんな工夫で視聴者を惹きつけているのでしょうか？彼らの戦略と、初心者でも真似しやすいポイントを紹介します。
有名ストリーマーの配信戦略
トップ配信者たちは、ただゲームが上手いだけではありません。企画力や演出力、視聴者との距離感が絶妙なんです。
たとえば
これらの配信者に共通するのは、「配信＝ライブのエンタメ」であるという意識。ゲームそのものよりも“どう見せるか”に力を入れています。
初心者でもマネできるポイントとは？
とはいえ、いきなり真似するのは難しそう…と思うかもしれません。そこで、初心者でも取り入れやすいポイントを3つ紹介します。
- テンプレタイトルを活用する
例：「【初見歓迎】GTA RPで新米警官やってみる！」
→「何をするか」「誰向けか」がわかるタイトルで安心感UP。 - 会話のネタを準備しておく
「今日は〇〇をやります」「この武器強いですか？」など、視聴者がコメントしやすい話題を用意。 - OBSで簡単な演出を追加する
テキストコメントのオーバーレイ表示や、効果音で盛り上げる演出は初心者でも設定可能。少しの工夫で配信がグッと見やすくなります。
とくに最初は、“うまく話そう”より“話しかけよう”の姿勢が大切です。視聴者とのやりとりが自然に増えると、配信もどんどん楽しくなっていきます。
📌 村上 陽介｜トレンドテック系ライター
元プログラマー。現在は配信技術やSNSトレンド、AI活用術を中心に執筆中。数字に基づいた論理的な解説と、親しみやすい語り口が特徴。
