ダンプ松本と父の間にそびえ立った【心の壁】45年間の沈黙と憎しみの果てに…

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Netflixドラマ「極悪女王」で壮絶な半生が描かれたダンプ松本さん。リングの上では鬼のような形相で観客を震え上がらせましたが、その裏には、父親との深く険しい確執があったんです。

酒、ギャンブル、そして女性問題…幼い頃からダンプ松本さんの心にそびえ立った父親との「壁」。それはなんと45年もの間、言葉を交わさないほどの深い溝となっていました。

今回は、そんなダンプ松本さんとお父様の間にあった「心の壁」に迫ります。一体何があったのか?そして、その壁はどのようにして変化していったのでしょうか?一緒に見ていきましょう。😢

ダンプ松本と父の間にあった【巨大な壁】幼少期の記憶

ダンプ松本さんとお父様の間にあった「壁」は、彼女が幼い頃から始まっていました。

貧しい生活と不在がちだった父

風呂なし、共同トイレの4畳半一間のアパートで、両親と妹と暮らしていたダンプ松本さん。お父様はあまり家にいることがなく、いてもお酒を飲んでばかり。家計は母親が一人で支えていたそうです。

「何しているんだろうこの人はっていう感じだった」と、当時の印象を語っています。

暴力的な父への恐怖と憎しみ

お酒を飲むと威勢が良くなるお父様。レンジで温めたご飯の茶碗の持ち方でさえ怒鳴りつけたり、お葬式で母親をバットで追いかけ回す姿を目撃したりと、幼いダンプ松本さんにとって、お父様は恐怖の対象でした。

「お母さんが疲れた顔をしたりとか、具合が悪くなったりすると、これもイコールお父さんが働かないでお金を入れないからこうなるんだって、子どもながらに思うので、憎しみはお父さんにガンって。いつか殺してやるって思っていました」と、強烈な憎しみを抱いていたことを明かしています。

まさに、心の間に大きな壁が築かれていたんですね。

【45年間の沈黙】言葉を交わさなかった父娘

高校生の頃から、お父様とはほとんど会話をしなかったというダンプ松本さん。その期間、なんと45年近く!

ダンプ松本への恐怖心

ダンプ松本さんが悪役レスラーとして活躍するようになると、お父様はテレビで流血している娘を見て、恐れていたそうです。

一度、一緒にお酒を飲んだ際に文句を言われたダンプ松本さんが「てめぇ殺すぞ」と言い返すと、小さくなって隣の部屋に行ってしまったというエピソードも。お互いに話したくない、そんな冷え切った関係だったんですね。

憎しみと嫌悪感

「話したくなかった。嫌いだったからね本当に。」と、ダンプ松本さんはお父様への強い嫌悪感を語っています。

似た者同士だったという言葉もありましたが、長年にわたる感情の壁は、簡単には崩れることはありませんでした。

【変化の兆し】認知症と父との最期のやりとり

そんな長年続いた父娘の関係に、ある変化が訪れます。

認知症による変化

2019年頃、お父様が認知症を発症。それから少しずつ、ダンプ松本さんはお父様と話すようになったと言います。

「ボケ始めてからは、もう短いんだな(と思った)。ちょっとそういうの(憎い気持ち)はなくなった。かわいそうだと思った」と、心境の変化を語っています。

最期の交流と複雑な感情

認知症が進み、会話らしい会話は少なかったものの、写真を撮るためにカレーパンを食べさせてあげたのが最後になったそうです。2019年8月、お父様は安らかに息を引き取りました。

ダンプ松本さんは、「かわいそうだなと思うよね。許したわけではないね。許せないから。」と、複雑な感情を吐露しています。番組の企画などで「許してあげて」と言われることもあったそうですが、心から許すことはできなかったと言います。それでも、憎しみだけではなく、どこか寂しさや労わりの気持ちも感じていたのではないでしょうか。

まとめ|壁は完全には崩れずとも…

45年という長い間、ダンプ松本さんとお父様の間にあった心の壁。それは、幼少期の辛い経験や、お互いの感情が複雑に絡み合ってできたものでした。完全に許すことはできなかったとしても、認知症になったお父様とのわずかな交流の中で、ダンプ松本さんの心境にも変化があったようです。

自身の結婚については、「お父さんみたいなのに引っかかっちゃったら嫌じゃん。だから別に結婚したいとは思わないね。」と語るダンプ松本さん。父親との関係は、彼女の人生観にも大きな影響を与えているようです。

記事の最後には、「お母さんが幸せだったら幸せかな。」という言葉も。お父様との関係は複雑でしたが、お母様への深い愛情は、彼女の行動原理の一つなのかもしれません。

ダンプ松本さんとお父様の間にあった大きな壁。それは、完全に消えることはなかったかもしれませんが、最期の時間を共に過ごす中で、何かしらの変化があったのではないでしょうか。壮絶な人生を歩んできたダンプ松本さんの、人間味あふれる一面に触れた気がしますね。


📌 桜井 彩花|トレンドライター / 元アパレル販売員 流行のファッションやコスメ、話題のエンタメ情報に敏感なミーハー女子。読者の皆さんと一緒に「気になる!」を追いかけたいと思っています!

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